1998.6.7 | JMRC茨城ジムカーナシリーズ第3戦 | 茨城中央サーキット |
茨城シリーズの第3戦です。
前日の雨からなんとか持ち直した感じの天気は曇り。1日ドライで行けそうだ。
今だに足周りのセッティングが決まらないでいるこのコースでは、今回もショックの設定を変えて走って見ることにした。フロントは『3』、リア『4』(フロント、リア共に4段調整、4がいちばん固い)で設定。ターンが多いことを考え、車の頭が入りやすくなるようにフロントを1段落とした。タイヤの空気圧をとりあえず2.0kg/cm^2とした。この状態を基準として、セッティングに関しては良くも悪くも次回につながるようにしておこう。
今回の参加車種は、ロードスター4台、ハチロク3台、シルビア2台、カプチーノ1台。東京戦とかさなったこともあり、参加台数は10台。1、2戦の勝者、ハチロクレビンの萩原さんも東京戦に参加とあって、みんなが『鬼の居ぬ間に...』と思っているようだ。自分もここは入賞が狙えるチャンス!。是非ともがんばりたいところだ。
コースレイアウトは、スタート後、下のステージを半周回り、珍しくフリーターン。奥の坂を登り上のステージへ。大きく回ったあと右360°ターン、手前の坂を全速で下り(段差ではヘルメットが天井に当たる!)、下のステージを通って、再び奥の坂をのぼり、大きな3つのパイロンを旋回、ゴール前でスラローム。
さて、結果は?
JMRC茨城第3戦 | |||
Z−1クラス | 参加台数10台 | ||
順位 | 名前 | 参加車名 | ベストタイム |
1 | 竹内 和男 | ラプソディ極上車86トレノ(AE86) | 1'00"860 |
2 | 岡本 和弘 | ピットイン茨城CSおかのレビン(AE86改) | 1'01"519 |
3 | 野中 康秀 | ロードスター☆青☆極上車(NA6CE改) | 1'01"563 |
4 | 冨所 敏郎 | ドッキンなるとの流星カプチーノ(EA21R改) | 1'03"465 |
5 | 高野 淳 | Djac☆トキコ☆86猫レビン(AE86改) | 1'03"600 |
6 | 佐久間 恵一郎 | パラッパ大王・ロードスター(NA6CE) | 1'03"745 |
7 | 星野 泰志 | バタバタ極上車シルビア(PS13) | 1'04"613 |
8 | 上塚 浩司 | Djac瞬間最速NAシルビア(PS13) | 1'04"969 |
9 | 石田 良行 | Jinba☆HT☆ロードスター(NA8C改) | 1'05"083 |
10 | 青木 崇通 | 内田商店AMUSEロードスター(NA8C) | 1'05"246 |
8位。またしても入賞できず。
今回は参加台数が少ないからか、練習走行が1本行われた。その走行ではスタートで失敗したが、フリーターン、360°ターンはまずまず。今回のコースの攻略ポイントを考えると、上のステージの360°ターンに入る前。そして2周目の上のステージの3つパイロンをまわる”三角おむすびターン”。前者は下ステージから坂道を全開で上り、そのまま直線であるためスピードが乗り、360°ターンまでの間の旋回を1速に落とすのか、2速のままで行くのか考えさせられる。練習走行を見ていると、多くの人が直線のブレーキング終了と同時に1速に落とし小さく回って、そのままサブロクターンに入る。自分としては2速のまま大きく回っていき、ターン直前に1速に落としてみた。後者は定常円と考えていい。リアを流して走るほど小さくなく、2速で行ける大きさでもなく、とてもやらしい。シルビアには苦手な旋回の設定と言える。
第1ヒート。タイムはまずまず。スタートはクラッチを長めに我慢してうまく発進。途中、360°ターンでモタついたが、1分4秒台で入賞には射程距離。攻略ポイントでどれだけタイムが縮むかが鍵となる。
第2ヒート。ミス、ミス、ミスの連続。下のステージへの下りの直線最後で突っ込みすぎて、ラインが乱れたり、攻略ポイントの2ヵ所ではアンダーズリズリでぜんぜん回らず、外に膨らむだけ。結局、1分5秒後半であえなく撃沈した。
気合いが入り過ぎたのも原因の1つだとは思うが、自分がこの茨中についてまだまだ慣れていないということが言える。茨中を走りこまなければいけないなと感じる。単に練習不足とも言うが。
そういえば、足回りを交換してから1度もアライメントを取っていない。アライメントも大事なセッティングの1つ。現在、明らかにリアのキャンバーが付きすぎているのがわかる。アライメント測定をしたら、他にもいろいろまずいところがありそうな感じ。
とにかく第4戦までに自分が気になる問題をクリアにしておくしかない。入賞までの道のりは険しそうですが、NAシルビアの挑戦は続きます。