1998.3.15 | JMRC茨城ジムカーナシリーズ第1戦 | 茨城中央サーキット |
いよいよ、茨城シリーズに参戦です。
都県戦レベルになると参加している人は本気、車は本格的なジムカーナ仕様。気合いが入っています。私も今回から参加車両名を「Djac瞬間最速NAシルビア」とし、ボンネットにも特大のDjacステッカーを貼って、一応それなりの格好がついた。しかも今回は新品のタイヤ「トランピオR881(コンパウンドGGG)」を投入。かなり本気です。
茨城中央サーキットの走行は今回が初めて。実際に慣熟歩行をしてみて気付いたのだが、路面は粗め。しかもきつい坂まである。どんな感じで坂を登っていくのか見当がつかない。とにかくやるしかない。
参加したクラスは『Z−1』クラス。このクラスは車両規則書・第2編の車両(簡単に言うと車検対応車)で2000ccまでの後輪駆動車が対象。しかも今年からロータリーのターボ係数が1(排気量に1を掛ける)となり、RX-7がこのクラスに参加できる。ハチロク対RX-7が対決可能な、いわば「イニシャルD」クラスということになる。そこにNAシルビアで勝負を挑む。
今回の参加車種は、ロードスター4台、ハチロク4台、シルビア2台、カプチーノ2台、AZ-1 1台、計13台。
コースレイアウトは、スタート後、下のステージを8の字、左270°ターンし、奥の坂を登り上のステージへ。大きく回ったあと右270°ターン、手前の坂をくだり、下のステージを通って、再び奥の坂をのぼり、大まわり、スラロームでゴール。
さて、結果は?
JMRC茨城第1戦 | |||
Z−1クラス | 参加台数13台 | ||
順位 | 名前 | 参加車名 | ベストタイム |
1 | 萩原 宗宏 | スーパージェット若翔洋レビン(AE86改) | 1'13"582 |
2 | 竹内 和男 | ラプソディ極上車トレノ(AE86) | 1'13"699 |
3 | 野中 康秀 | ロードスター☆青☆極上車(NA6CE改) | 1'15"494 |
8 | 星野 泰志 | バタバタ極上車シルビア(PS13) | 1'18"840 |
9 | 上塚 浩司 | Djac瞬間最速NAシルビア(PS13) | 1'19"544 |
無念、9位。
1本目、雨でウエット。ターンのミスがあり、1′24″台。
しかしながら、タイヤのグリップがすばらしくいい!ウエットだというのに、ハードブレーキングした際、いままででは完全にロックしていたはずの速度でも、ロックのロの字もでない。またアンダーが全く起きない。グリップの次元が違う。多少テクニックが悪くてもタイヤがカバーしてくれる感じ。
2本目は、快晴になり、完全にドライ。2本目で勝負は決まる。
1本目の教訓より、積極的に攻めることにした。いままでの乗り方ではタイヤの性能を活かし切れないからだ。その結果、またもやターンでミス。タイヤのグリップが高いのか、路面が粗いのか、思うようにリアが滑ってくれなかった。まあ練習不足が大きな原因でしょう。
上位にはハチロク3台、ロードスター1台。カプチーノ2台も入賞。優勝したハチロクは、A2クラスで優勝したシビックタイプRとタイム差が1秒。これは驚異的なタイムです。こんな連中を相手に対等に勝負ができる訳ありません。だがしかし、今年1年打倒ハチロクを目標にやっていくことにしよう。今回、シルビア仲間の星野君と私は8位、9位でしたが、「次回はシルビア2台、共に入賞する!」とお互いに誓ったのでした。