1998.12.20 | BP CUP 富士スピードウェイジムカーナ 最終戦 | 富士スピードウェイ Nコース |
今年最後のイベント、BP CUPの最終戦です。
1年間シリーズを追ってきましたが、振り返ってみると今年のシリーズは辛い戦いが続いた気がします。第1戦、第2戦のクラス参加1台という寂しい状況から始まり、第4戦ではコンマ3秒で優勝を逃し、その後は毎回争えるような常連ができず、スポット参戦してきた選手に勝ちを持って行かれてしまう状態。昨年のビギナーFRのような盛り上がりが無いまま最終戦を迎えました。
しかしながら、最終戦は参加台数が6台となり、参加選手もほとんどが県戦の常連ということで、最終戦にしてやっと盛り上がりが出た感じである。ここは一つ全力を出し切り、有終の美を飾りたいです。
今回のコース設定は、前回と似たようなレイアウト。広場ではシフトポイントとライン取りの見極めが鍵。奥では180°ターン、ゴール前では360°ターン。
さて、結果は?
第12戦 | |||
フレッシュマンFRクラス | 参加台数6台 | ||
順位 | 名前 | 参加車名 | ベストタイム |
1 | 坂田 裕幸 | Djac坂田自工シルビア(PS13 k's) | 1'07"27 |
2 | 千住 昌己 | 独身最後白熊ロードスター(NA6CE) | 1'08"21 |
3 | 上野 政三 | 東タイヤロードスター(NA6CE) | 1'08"66 |
4 | 上塚 浩司 | DjacNAシルビア(PS13 Q's) | 1'09"15 |
5 | 坂本 賢一郎 | ビートラッシュNB6C(NB6C) | 1'09"96 |
6 | 浅川 知海 | ホームズトレノイッキ仕様(AE86) | 1'11"48 |
今年最後の締めくくりは、4位という結果に終わりました。
練習走行。今回のポイントであろう、スタート〜最初のパイロン〜2本目のパイロンという流れは、自分のイメージの通り。最初のパイロンはその後の上り斜面のためにあまり寄らないようにし、なるべくスピードを乗せておく。斜面に入ると、2速ではエンジン回転数が落ちすぎるので2本目のパイロンの前で1速にシフトダウン。すぐに2速にシフトアップする必要があるが、NAではこれがベストだろう。その後は、ほぼお約束のコース&前回と同じゴール前のサブロクターン。走行中にフロントの沈み込みが大きいと思ったら、ショックの調整を忘れていて、いちばん柔らかい設定のままだった。しかしながら、タイムは1分9秒台。自分としては、なかなかいい感触であった。
ヒート1。ショックをフロント3(4段)/リア4(4段)のターンのやり易い設定とした。練習走行のイメージをそのまま再現した感じで走行し、タイムは1分9秒15。久々に登場の坂田シルビアに2秒の差をつけられてはいるが、射程距離。しかも2位以下が団子状態で、誰が優勝、2位に入ってもおかしくはない。
ヒート2。タイムを縮めるためにはヒート1の走行よりもより完成度を上げなければならない。そのポイントは、奥の180°ターンと、最後のサブロクターンであろう。リスクを伴う思いきりのある走行が必要になる。他の選手はヒート2にタイムを上げてくるはずなので、ここは可能性に掛けるしかない。広場を無難にクリア、そして180°ターンも立ち上がりの早いターンで抜けることができた。残るは最後のサブロク、大きなミスが無ければタイムアップは確実という状況であった。しかし!やってしまった、進入でのオーバースピード。2速全開からのブレーキングは想像以上に自分のスピード感覚を狂わせた。結果、曲がり切れず、咄嗟のアクセルオンでもリアが流れない。コースから2輪脱輪してしまい、ミスコース判定となってしまった。前回の第11戦と同じミスという成長の見られない情けない結果に、しばし無言になっていた。
今回も納得のいかない結果に終わりましたが、おかげさまで
1998年 フレッシュマンFRクラス
シリーズチャンピオンを獲得
することができました。シリーズを追っただけで獲得できたようなものですが、シリーズチャンピオンということに偽りはないので、これを今年1年の成果として受け止めたいと思います。
来年このシリーズは、ライセンスなしで参加できるクローズドの大会になるようですが、参加料や練習2本付きということは変わらないので、県戦のあいまにでも参戦しようと思っています。来年のフレッシュマンFRは台数が増えてくれることを願いたいです。
参考までに、ビギナーFRクラス上位の結果です。
第12戦 | |||
ビギナーFRクラス | 参加台数8台 | ||
順位 | 名前 | 参加車名 | ベストタイム |
1 | 渡辺 千秋 | コンペ☆RTRシルビア(S14) | 1'10"63 |
2 | 崎田 将 | トキコスピニングRX-7(FD3S) | 1'12"06 |
3 | 今野 浩 | ルピナスロードスター(NA6CE) | 1'12"14 |
渡辺 千秋さんが
1998年 ビギナーFRクラス シリーズチャンピオン
となられました。おめでとうございます。