1998.11.23 BP CUP 富士スピードウェイジムカーナ 第11戦 富士スピードウェイ Nコース

BP CUPの第11戦です。今年も残り2戦となりました。

この日の前日に、山中湖周辺では降雪があったようで、辺りはうっすらと雪化粧をしています。そのため、近道である三国峠は路面凍結。タイヤを滑らせながら、なんとか峠の頂上までは行ってみたものの、日陰になっている静岡側の下り道を見て、「生きて帰れんな」と思い、引き返すことにした。最終戦はスタッドレスタイヤを履いて来たほうが良さそうです。

今回は、昨年のビギナーFRクラスチャンピオンである千住選手が来てくれるということで、フレッシュマンFRクラスも台数が集まるだろうと期待していたが、それは見事に裏切られ、私と千住選手の一騎討ち(2台だけ)となった。今年1年このコースを走ってきている私の方が多少有利かなとは思えるものの、昨年はやられっぱなしだったので安心はできない。お互い県戦で腕を磨いてきた同士、久々の富士Nコースでの対決はどうなるだろうか?

今回のコース設定は、広場の攻略が鍵。スタート後、最初の左回りから、2本のパイロンをターンするところまでが難しい。奥は走り慣れたお決まりコース。ゴール前には360°ターン。

富士BP CUP 第11戦 コース図

さて、結果は?

第11戦
フレッシュマンFRクラス 参加台数2台
順位 名前 参加車名 ベストタイム
千住 昌己 久しぶり白熊ロードスター(NA6CE) 1'24"85
上塚 浩司 DjacNAシルビア(PS13 Q's) 1'28"63

無念、久々の富士Nコース対決は千住選手に軍配が上がりました。

練習走行では最初の左コーナーでスピンしたため、タイムは1分34秒台。まともに走ったらどのくらいのタイムになっただろうか?一方、千住選手は練習走行で1分25秒台。スピンをしたからといっても、9秒の差は大きすぎる。不安を抱えながらヒート1に挑む。

練習走行では、最初の左コーナーを1速に落とし、クラッチミートに失敗しスピンした。そのことが頭にあり、今度は2速のままブレーキングで減速し進入。そのまま行けるかと思ったが、アンダーが強く出て、ステアリングをいっぱいに切ったままでどうにもならず、なんともお粗末な状態であった。その後のターンもいまいちで、タイムは1分28秒63。千住選手は脱輪判定でプラス5秒の1分32秒36。お互いこのまま終わるとは思えない。ヒート2で勝負が決まるだろう。

そしてヒート2。目の前を走っている千住選手の走行はかなりいい。ターンもうまい。『負けられん!』と自分も気合いを入れてスタート。各ポイントを無難にクリア、タイムアップは確実かと思っていた。だがしかし、ゴール前の360°ターンで大失敗!オーバースピードで進入してしまったため、サイドを引くタイミングを誤り、次の瞬間パイロンを見失い、回りきれずに痛恨のバックギアとなってしまった。タイムは1分32秒台。結局、快走した千住選手の勝ちであった。

次回はいよいよ最終戦です。今年最後のイベントを最高の走りで締めたいと思います。

最終戦 12月20日(日)

参考までに、ビギナーFRクラス上位の結果です。

第10戦
ビギナーFRクラス 参加台数8台
順位 名前 参加車名 ベストタイム
渡辺 千秋 コンペ☆RTRシルビア(S14) 1'26"01
浅川 清広 ひさびさのスタリオン(A187) 1'27"09
坪井 康裕 エアマン開成ランサーEX(A175A) 1'28"01


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