2004.10.11 G6ジムカーナ関東シリーズ第6戦 ALEXラウンド 浅間台スポーツランド

FR1クラス

 


今季通算4戦目の参戦で、G6ジムカーナ最終戦にして最初の参戦となる。7月、8月と土日、お盆休みも返上で仕事に専念したこともあり、今回の参加は3ヶ月以上のブランクとなる。しかも、練習さえしていない状態であった。そんな状況から、なるべく楽しんで走れるようにしたいと考えていた。しかしながら、何か少しでも成果を残すためにも、今回も参戦にあたり重点テーマを「ステアリング操作」と設定し、技術の向上を図っていきたい。

G6第6戦コース図

コースレイアウト的には難しくない。メリハリを効かせ、タイムを削りたい。

 

さて、結果は?


=ALEXラウンド結果=

G6第6戦 FR1結果

 


後半ゼッケンを何とか振り切り、今季初入賞の3位表賞台をゲットしました!!

 

練習走行。前日から雨は降り続いている。雨の浅間台は何度も経験しているので、どう走れば良いか、車のセットアップをどうすれば良いか、自分なりにデータは持っていた。また、トラクションの確保を狙い、トランクのスペアタイヤを載せたままとした。スタート時からかなり滑る。しかし、走っていて感じたのは極端に滑る箇所、それほど滑らない箇所、ある程度切り分けできそうなこと。これによってアクセルワークを調整し、少しでもタイムを削りたいところだ。

走行1本目。この時点でも雨は降り続いており、路面状況は練習時と変わり無い。練習走行での感触を参考にし、アクセル調整、ステアリング操作を慎重におこなう。ちょっとでもアクセルを開け過ぎたり、ステアリングを多く切り過ぎれば、タイムロスになるし、スピンに至る。「浅間台スケートリンク」はピッタリの表現だろう。大きなミスは無いが、うまく走った印象も残らないままゴール。1分7秒台。「こんなもんか」というタイムではあるが、クラスが終わってみると3番手タイム。思いもよらず表彰台が見えてきた。

走行2本目。徐々に雨が止みはじめ、路面の一部も乾いてきていた。この状況では2本目勝負は明らか。失敗した時点で上位争いからは確実に脱落する。1本目3位となったことは何のアドバンテージにもならない。コースオープン時に長靴の底で路面の滑りを入念にチェックしながら、走行イメージを固めていく。思い付くまま重要なポイントを書き出してみると20項目も挙がった。これを走行中に全て実現できればベストな走りができるはずだ。
スタートの時がきた。何度もイメージした走行を慎重に実現していく。走行はかなり良い感触だ。ゴール手前のパイロンは自分でも最高に良いリズムで抜けることができた。タイムは1分1秒台。アナウンスでは2番手タイム。しかし後続は8台も控えている。直後、雨が再び激しさを増した。幸運の雨となるのか?後続の走りを見つめながら、祈るように結果を待つ。ついに最終ゼッケン。この時点で表彰台は決定した。あとは2位となるか、3位となるか。同じS13の鈴木選手の走りに注目した。結果、雨の中を1分台でベストタイム更新。さすが全日本選手といったところか。私は3位表彰台、今年の目標である「入賞」を思わぬところで達成できた。

冷静に路面状況を分析し、走りへ反映できたことが良い結果に結びついた。久々の参戦であったにも関わらず結果を出せたのは、車両性能やテクニックだけでなく、状況把握やデータ活用も重要だということだろう。貴重な経験ができたと思う。今後もいろんな情報を活用し、走りに反映させていきたい。つぎはドライコンディションでの入賞を狙いたい。


シルビア
シルビア走行中!
撮影にご協力感謝致します。 



シルビア





シルビア





ブロンズステッカー

3位 ブロンズステッカー




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