2004.05.30 JMRC茨城ジムカーナシリーズ  第3&4戦 茨城中央サーキット

NTRクラス

 


今季2回目の参戦です。JMRC茨城シリーズは1日2戦開催となったことで、その日の調子によっては2戦共に良かったり、逆に2戦共に悪かったりとなってしまうこともある。2戦共に良い結果が残るようにしたいところだ。

ゴールデンウィーク中の徹夜労働が原因で、その時に風邪をひいて以来、ずっと体調を崩したままだった。前日も熱があり、病院へ行って薬をもらい、日常生活に支障が出ないレベルとなっていたが、ジムカーナを走行するには十分な体力とは言えない状態。マイホームパパを望んでいる家族からは、ここぞとばかりに体調不良の私に対し不参加をアピール。そうはいかないと、家族の制止を振り切って参加した。とはいえ、過酷な1日の始まりだった。

この日の予報は晴れのち曇り。夜からは雨ということだった。気温も26℃程度だということで、体力的になんとかなるだろうと考えていた。しかし、陽がのぼるにつれ、どんどん気温があがり、朝8時過ぎの慣熟歩行の時には夏を感じさせる暑い日射しが注いでいる。この時点で軽いめまいが襲っていた。しかも、こんな日に限ってコース設定が思いのほか難しい。いつもならば何とか走行イメージが固まるはずだが、頭の中にはぼんやりとしたイメージがあるだけで、不安を多く残したまま走行に挑むことになってしまった。

JMRC茨城第3戦コース図
JMRC茨城第4戦コース図

見ての通り、覚えずらいコース。集中力が無いときに限ってこんなコース設定とは...

  

さて、結果は?


=第3戦結果=
JMRC茨城第3戦 NTR結果

 



=第4戦結果=
JMRC茨城第4戦 NTR結果

 


第3戦はミスコース後、何とか立て直して14位。

第4戦は追い上げならず、2本目にミスコースで14位。

第3戦の走行1本目。イメージトレーニングを何度も繰り返す。コースを覚えるのがやっとの状態で、「ここはこう走ろう」という攻略的なイメージは相変わらず浮かばない。とは言え、コースをなぞるように走行するだけではタイムにつながらない。とにかく、アクセル開け、思いきり走ることに専念する。前戦のウェットでの走行感覚とは大きく違い、スタートからやはりグリップ力が高い。考えていた通り、ガンガンアクセルを開けていく。「もっと前へ」という気持ちとは裏腹に操作がついていってない感触。何とかゴールを切るが、様子がおかしい。タイムがアナウンスされない、何か言っていたようだが、音声が聞き取れなかった。パドックに戻り、思い返すとミスコースをしたことに気が付いた。ゴールへ向かう前、9番パイロンを引っ掛けて行くところを、そのままストレートで通過してしまった。結局、同じクラスに4人の選手がミスコース。「調子が万全ならば、ミスコースなんてすることはあり得ないのに」と過去のイベントでほとんどミスコースをしていない自分にとって、この結果は凄く歯がゆかった。

走行2本目、1本目のミスコースにより、結果を残す為にはミスコースはできない。同じ過ちは犯さないと思いながらも、消極的にならないよう果敢に攻めたが、途中パイロンタッチをした感触があったりなど、リズムに乗ることができず、タイムは1'06"724、パイロンタッチは無かったが14位に終わった。

第4戦の走行1本目、体力と集中力は比例するもの。記憶力も同じで、体力の無いときは記憶力も落ちる。2戦目のコースもぜんぜん頭に入らない。このままでは1戦目に続き、ミスコースをする可能性が大きい。頭をすっきりさせようと、水を張ったバケツに足を浸けてみたりしたが、あまり効果は無かったようだ。タイムは1'11"883と振るわないものの、ミスコースする選手が6人いたこともあり、この時点で9位となる。

2本目は当然タイムアップを狙う。他の選手たちもタイムを上げてくるに違い無い。しかし、体力も限界に近づいていた。スタート直後は何とかなっていたが、コース後半、自分でもはっきり記憶が無いぐらい、突然のミスコース。集中が切れ、6番パイロンの入り方を間違えた瞬間、そのまま反射的に第1戦のコースをトレースしていたのだった。この結果には自分も驚いた。人間、限界をこえると無意識に体が動くのだ。たまたまその動きは第1戦のコースに合わせて行われたのであった。とはいえ、ミスコース、結果は14位に終わる。

体調を万全にできなかったのは非常に残念でならないが、そんな時でもミスコースをしないような走りをする、ということも勝負においては大事であることを知った。これからの季節、暑さにより集中力が欠ける場面もあるかと思うので教訓としたい。トップとの差は大きく離れたまま、なかなか縮まらないが、なるべく練習の機会を多くし、腕を上げていきたい。今後も応援よろしく!!


シルビア
シルビア走行中!
撮影にご協力感謝致します。 



シルビア





180SX
撮影をしてくださった、180SXの出澤さん。 
第1&2戦に引き続き、御協力ありがとうございます。



180SX






BACK