2003.06.08 | G6ジムカーナ関東シリーズ 第3戦 ガレージTTラウンド | 筑波サーキット ジムカーナ場 |
G6ジムカーナシリーズ第3戦、ガレージTTラウンドです。
G6シリーズ、JMRC茨城シリーズ、2つのシリーズを追っていて感じることは、両者のコンセプトの違い。G6はやはり初心者からベテランまで楽しめるお祭り的なイベントとして主催者も趣向をこらして盛り上げている。その一方で、やはりコースは初心者にも覚え易く、かつサイドターンを使用しなくても走れるよう設定されている。茨城シリーズは狭いコースと高低差を活かしたテクニカルなレイアウトを設定し、腕勝負の雰囲気が漂う。G6の方が良い成績を残せそうな気がしますが、いままで入賞すらできていない。いろいろ考えていくと、シルビアは他の車に比べ、ポテンシャルの違いで大きなハンデがあるが、この点はいままで痛い程認識しているところでもある。その差を埋めるべく、ベストなパーツを使用し、ベストな車両セッティングを行い、残りは腕で、できるだけライバルに近づく努力をしている訳だ。しかし一向にライバルとの差が埋まらないとなると、車両のセッテイングがベストではないか、自分に合っていないか。または練習不足によりドライバーの腕がないのか。今感じているのは練習不足だ。走り込みが足りない為、車両をベストに持って行けていないところもあると感じている。このハマり状態を脱するのは練習のみだが、時間が取れない状況が続いている。何とか月1回はイベントに参戦するだけでも走行時間を取りたいと考えている。このG6シリーズでは、簡単なレイアウトであるがゆえ、失敗すればライバルとの差が大きく開く。そのことを意識しながら、確実な走りができるよう挑みたい。
今回FR1クラスのラストゼッケンは、ついに登場!!勅使河原選手、ロータスエリーゼ。
バリバリのジムカーナ仕様だったSW20 MR2から、いきなりエリーゼに乗り換えてしまった。車両価格はともかく、SW20と同じMRレイアウトであるし、700Kg以下の車重、パワーもそこそこ(160PS?)あるので、当然の選択だろう!?そう言えば、色まで似ているなあ。既に、特注フルバケと特注ブレーキパッドを装着している。ただし、タイヤはノーマルで硬いタイヤのようだ。どんな走りをしてくれるのか楽しみ。
コースは旋回時間が長く、全開区間が少ない。車速を維持するのが重要。
さて、結果は?
さえない18位。
練習走行では、慣熟歩行で潰し切れなかった走行イメージを解消する為、ちょっとチャレンジ的な走りをすることにした。具体的には4本のパイロンを1周するところなど、ベタグリップで走るのか、ドリフトぎみに走るのか。他にも1速ホールドで行くのか、2速に一旦上げてからすぐにまた1速に落とすのか、簡単なレイアウトゆえなのか、決断しきれない部分がいくつかある。実際に走ってみるとイメージは明確になるが、自分がイメージした走行を自分自身の腕が追いつかず、うまく走行できていないところもあった。練習不足によるイメージとのギャップが生まれている感じだ。
1本目の走行。なるべくアクセルを踏んでいる時間を長くできるよう、ライン取りを考えた。また、シフトダウンでは回転数を高く合わせるよう、操作に余裕をもたせるよう心掛けた。まずまずという感触だ。詰められるところがいくつか考えられたので、そこをきっちり走り、2本目はタイムアップをしたいところだ。
2本目の走行。コース前半は1本目よりも確実に良い走りができていることが感じられる。シフト操作にも余裕を持って対処できており、旋回時のロスも最小限に抑える走りができている。このままゴールすればタイムアップという期待を持ちつつ、後半セクションに入ったが、4本のパイロンを回る場面で流し気味に走ろうとリアを出した途端、そのまま流れ過ぎてパイロンの内側に向いてしまい、立て直しが効かないまま大きくタイムロスをしてしまった。このあたりが自分のイメージと実走行とのギャップから生じるミスであると感じた。
2本目の走行をミスしなかった場合、どの程度のタイムが出ていたのか?今となってはわからず終わってしまったのは非常に残念。ただ、上位に食い込む程のタイムがでるはずもなかっただろうと思うので、今できる走行以上にタイムアップをするための要素を見つけたいと考えている。そのためには練習量を増やし、自分の弱点を見つけ、克服していくことが必要であると痛感している。
良い結果を報告できるよう、今後も頑張っていきたいと思います。応援よろしく!!
注目を浴び、プレッシャーが掛かったのか、10位に沈んだ勅使河原選手。地味にグリップ走行、サイドターンは使わなかったようだ。次戦はハイグリップタイヤを投入するらしいので、上位に食い込むことでしょう!