2003.03.30 G6ジムカーナ関東シリーズ 第1戦 アルファラウンド 浅間台スポーツランド

浅間台スポーツランド
<浅間台スポーツランド>
 


今年もG6ジムカーナシリーズが開幕した。今年からは関東シリーズ、中部・近畿シリーズと2つのシリーズが併設され、G6ジムカーナの規模が拡大した。各シリーズ年間6戦+フェスティバルが開催される予定で、6つのショップ(合計12のショップ)が主催するジムカーナイベントである。参加する車両の約90%が競技用Sタイヤではなく、レギュラータイヤ(RE-01、NEOVA、FM901など)を装着して競うクラスに集まるという、ちょっと珍しいイベントである。参加車両はナンバー付き車両であることが条件で、クラス分けはSタイヤとレギュラータイヤ、駆動方式(FF、FR、4WD)、排気量、軽自動車、レディース、AT車、Q車(昭和63年以前の生産車)により12のクラスに分けられる。参加者も初心者〜全日本戦選手まで幅が広い。今回の参加台数は募集台数いっぱいの146台(出走139台)。申し込み開始から3日!?で募集台数に達したということからもこのイベントの人気が伺える。希望者は全日本車の同乗走行も体験できる。


FD3S
<アルファ代表 中村氏のFD3S>
 



エボ8
<岡野選手 エボ8>
 


今回、私が参加したクラスはFR1クラス。レギュラータイヤで排気量2000cc以下の後輪駆動車が参加するクラス。参加台数は14台。Q車クラスが設けられ、AE86、AW11がそっちに移ったようであるが、変わらず盛り上がりを見せている。


FR1クラス
<FR1クラス>
 



シルビア

 


G6アルファラウンド コース図

コースは、全体的に中速コース。車速を維持すること、アクセルを開ける時間を長く保てるかどうかがポイント。

さて、結果は?


G6アルファラウンド FR1結果

 


開幕から撃沈12位。

コース奥の旋回での車速の乗せ方が自分では納得できない。シルビアの場合、2速で旋回しようとすると、ハイギアぎみの設定の為、旋回中、旋回後の吹け上がりに不満がでる。その為、どうしても1速に落としてしまうが、これでは逆に車速が乗らないことになる。練習走行と1本目はエンジンの回転を目一杯上げ、1速で試したが、結果的にスムーズさに欠けタイムロスをしているのでは?と考えた。2本目、2速で車速を乗せる為、旋回中にアクセルを踏めないと予測し、進入から流しぎみで通過を試みる。ショックの減衰を変え、アンダーセッティング方向へ。この結果、1速よりも車速は乗り、印象としてはもっと進入速度をを上げてもクリアできたかな?と思えるような内容であった。また、こういった際に半クラッチ等の小技も使えると役立つかなと考えるが、今回は使う余裕が無かった。最初から2速で行くべきだったと反省するが、この辺の見極めを慣熟歩行のときからイメージできるように、2速旋回の練習を積んでいきたい。また、タイムアップしたとは言え、2本目途中の島部分のターン直前にシフトミスで1速に落ちなかった空白の時間があった。的確な操作を行えるよう、精神的な余裕も今以上に身に付けたいところだ。

ポテンシャルの高いライバル車に対抗する為には、地味な積み重ねが必要であるが、今回はトップから2秒ほどの射程距離に居ながらも、捕らえることができず、悔やまれる。同じシルビアの荒川選手と比べ、1秒落ちであることからも、腕でカバーできるところは確実に詰めていきたいところだ。

今年はG6をはじめ、レギュラータイヤで参加できるイベントを中心に活動する予定。久々に茨城戦にも参戦する予定です。今後も応援よろしく!


G6アルファラウンド FR2結果

 



FR1クラス
シルビア走行中!
撮影にご協力感謝致します。 




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