2002.10.13 G6ジムカーナシリーズ --ALEXラウンド-- 浅間台スポーツランド

今回はデジカメを忘れたので、会場で撮影した画像はありません。ごめんなさい。

2002 G6ジムカーナの最終戦、ALEXラウンドです。

イベントの1週間前。長い間検討を続けてきた足回り、その結論であるサスキットが到着していた。予定では今回のイベント後に装着し、練習会に参加しながらじっくりとセットアップする予定であったが、丸1日作業日が確保できたことから、装着することを決めた。イベント直前ということもあり、慣らしの時間や装着後のアライメント調整の問題があったが、慣らしは毎日会社へ乗っていき(5分の距離)なるべく車を動かす、アライメントは装着後そのままで、最悪は自分でできるフロントトーだけ調整すると割り切って交換作業を実施した。多少手間取った部分もあったが、その日の内に交換作業を終わらせた。案の定、フロントトーは乗っていて気持ち悪いぐらいにアウトに拡がっていた。リアも車高が低くなったことからキャンバーがきつくネガティブだし、リアトーも明らかにイン側に寄っていた。フロントトーと車高の調整をイベント前日に行い、何とか実戦に対応できる形になった。
車高調を入れてつくづく感じたのが、シルビアの排気系パーツが大きいこと。その上、何も考えずに付けたかのような出っ張り方というか、ぶら下がり方をしている。折角の車高調が活きてこないのでは?と思う程、基準である最低地上高90mmを確保しようとすると車高を下げることができない。具体的にはセンターマフラー(サブタイコ)や触媒の高さが問題となる。車高調と言えども、最低地上高90mm確保、車高ノーマル比-40mm以内を守ると、見栄えとしてはノーマル形状スプリング30mmダウンと変わらず、ペタペタのレース仕様とは程遠い。
しかし!見栄えを良くする為に車高調を選んだ訳ではない。良い足を選んだら、それがたまたま車高調であったということ。車高調整機能よりもサスペンションキットの性能を重視している。この選択に間違いはない。(近いうちにサスキットの詳細を紹介します)


サスキット
ついに導入したサスキット
フロントアッパーマウントはクスコ製のピロを選択


さて、当日は快晴。朝出発するときは秋らしく、すっかり冷え込んでんでいたが、昼間はTシャツで過ごすような陽気である。前回のような雨走行とは違い、ストレスなく目一杯走れることであろう。
心配なのは今の足で全開走行をしていないこと。自分の中では”得体の知れないもの”である。だが、このサスペンションキットを導入するにあたり、アドバイス&アレンジをしてもらった某レース屋(フランケン山崎@CEC[=会社の先輩]のお友達と言ってわかる方は居ないと思うが)の説明を聞いて自分がイメージする”目指したい走り”が確かに見えた訳だし、どう走ればこの足の力が発揮されるかは十分わかっているつもりだ。あとは自分が対応できるかどうかに掛かっている。


コース図

 


見ての通り、ハイスピード設定。スタート直後から全開で奥まで。サイドブレーキを引いたのは右奥の180°ターンのみ。後半の奥からゴール前までの直線はどう考えても車勝負。ターンが少ない、直線が長いとなると、シルビアには完全に不利なコース設定だ。

さて、結果は?


FR1結果
<FR1クラス結果>
 


自分としては大健闘の7位。
トップとの差は3秒以上あるものの、このコース設定でここまで勝負できるとは正直考えても見なかった。

走行前、ある考えがあった。ぶっつけ本番であった今回の足に関しては、慣熟走行での感触が自分にとってはいちばん新鮮な材料。良くも悪くもファーストインプレッションは、いままでとの違いがハッキリとわかる機会である。足の限界を探る為に、ブレーキングをわざと遅らすことを考えていた。結果、いままでよりも明らかに良く曲がる。ターン脱出時のトラクションの掛りも申し分ない。ただ、一般道でも感じていたがリアが引っ掛かる感じがする。リアのトーイン過多、ネガティブキャンバー過多が原因だろうか。また、オーバーステアの傾向が強い。リア減衰を下げるか、リア車高を上げることで対策できるが、後者を選び調整した。

1本目。奥を大きく回るときに、アクセルを開け過ぎてフルカウンター。慣熟走行での曲がりの良さをイメージしたこともあり、フロントに荷重を掛けることを怠った。バネが硬くなったことで荷重移動はシビアになってきている。しかし、タイム的には思ったほど悪く無い。

2本目。さらにリア車高を上げてみた。調整部にノギスを当て、そのときのデータは正確に控えておく。地道なデータ収集も速い走りにつながる。
スタート直後、何と!アカ旗ストップ。自分が何かやっちまったか?と思ったが、前走車のパイロンタッチ修正が間に合わなかった事が理由だった。抜群のスタートを決めたので残念だが、仕方がない。10台あとに再スタートということで、それまでリラックスすることにした。再スタートで集中が切れるかと思いきや、そうでもない。同じクラスの選手達の走行が終わっていることから、走行後すぐに順位がアナウンスされることを思うと、期待と不安が入り混じっていたが、今回は期待の方が大きかった。思いもよらぬラストゼッケンだっだ。結果、1秒以上のタイムアップ。感触としては、良く曲がるが、カクカクというようなスムーズとは言えないターンをしている印象がある為、まだタイムアップの余地があると考えている。徐々に煮詰めるつもりだ。

次回は11/17(日)G6フェステイバル(浅間台スポーツランド)です。
200台近く集まる様子で、盛り上がること間違いなし!!この日は偶然にも自分の誕生日だったりする。誕生日を祝う歳でもないので、良い成績でお祝いをしたい!!お楽しみに!!


FR2結果
<FR2クラス結果>
 




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