2002.06.22 C’ジムカーナ”お祭りだ、今年は1回だけ” 富士スピードウェイ Aコース

FISCO Aコース
<FISCO Aコース>
 




開催が危ぶまれいた?2002年C’ジムカーナですが、”今年は1回だけ”ということで行われた。このイベントはビギナー中心のイベント。普段はジムカーナ練習会やミニサーキットを走っている方が多いのが特徴。練習走行1本付き、Sタイヤを履くとハンデ3秒が加算されてしまうというイベントです。クラスは、FF、FR、4WD、ビギナー(未経験)、スペシャル(公認競技入賞経験有)となっている。

今回はビギナーイベントということで、いつもミニサーキットで対決している後輩の遠藤を誘った。ジムカーナは未経験であるが、ミニサーキットでそれなりのタイムを出しているし、車両区分関係なしで、ハイパワー4WDインプレッチャァァ!で参戦できるの為、普通に走れば優勝、悪くても入賞が狙えるだろうと見ている。そんな遠藤はサーキット用ハードコンパウンドのSタイヤしか持っていなかった為、急遽ヤフオクでインプレッサ用純正OEM正味期限切れスリップ直前片減り2本2000円のタイヤを装着し、サイドターンなし、グリップ走行宣言で私に勝つと豪語していた。まあ、サーキット用に足周りも車高調を備えているし、車両的には十分すぎるポテンシャルなので、互角の対決ができるだろう。


sil&imp

 


今回、私が参加したクラスはスペシャルクラス。車両、改造範囲により、ハンデが決定される。普段同じクラスにはなり得ない車が集まった。
今回もタイヤはG6イベント用に購入したRE-01。レギュラータイヤなのでタイヤハンデ3秒の加算がない。しかしながら、クラス換算は排気量によりA3相当となっている為、ターボ車勢と同じ扱いになるのは辛いところ。しかしながら、結果的に競技委員長、組長こと山口晃一氏の判断により、4WDの+4秒から、私とカプチーノの-1秒までの範囲でハンデが決定された。いままでの経験からすると、4WD車とはだいたい5秒差がつくので、勝負は微妙なところだ。


参加者

 



スタート

 



コース図

 


コースは、中央の3角おむすびパイロンがポイント。

さて、結果は?


結果

 


結局14位。

フロントブレーキパッドを替えてから、フルブレーキング時のロックが少なくなり、非常にコントロールしやすくなった。この日も全開からのフルブレーキング→180度ターンという設定の区間では進入がいい感じに決まった。ただ、後で画像で確認するとパイロンから離れ過ぎている。タイムロスがこのあたりで大きいことが分かった。ミスが無いように見えても、無駄が多い走りといった印象だった。
最近の走りのコンセプト?として、ドリフトターンを意識するようにしているが、足周りがついて来ないという感じで、トラクションが掛からないのか、速いターンができない。3角おむすびパイロン1周ターンではグリップの方が速かったかもしれない。今後の課題だ。

一方、後輩インプレッサの遠藤は、日頃のミニサーキットでの修行が効いたのか、”ジムカーナは未経験だけど、走りはそれなりだよ”という感じで、グリップ走行ながらも好走。ポルシェなどの強敵も抑え、優勝。未経験者の特権を活かす結果となった。しかも、私のタイムどころか、4WDクラスのタイムもカモる勢い。(53秒79で4WDクラス2位相当)
次回は4WDクラスで優勝をしてください!!(天狗になるので、誰か阻止して!!)


表彰式

 


最近のイベントは、車両改造範囲の拡大による”車勝負”が顕著になり、エントラントが減少している。G6ジムカーナに150台集まる理由の一つに、改造範囲に影響しにくいレギュラータイヤ勝負で手軽に参加できる点がある。今回のC’ジムカーナもそんな気軽に参加でき、仲間達と一緒に楽しめるイベントである。年1回はさびしいので、主催者殿にがんばっていただき、来年は例年通りシリーズで開催してほしいと願っています。



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