完璧!?イメージトレーニング

ミスコースしなくなったからといって、慣熟歩行、イメージトレーニングが完璧になったと言えるだろうか?さらなるタイムアップを狙い、ワンランク上のイメージトレーニングを考える。

これは私が試しているイメージトレーニングの一例。慣熟歩行は十分に行っていることを前提に、

  1. ストップウォッチ(腕時計)を用意。
  2. 自分の車の席に着く。(本番走行と同じドラポジにする)   
  3. ストップウォッチの計時をスタートし、イメージ走行を開始。   
  4. 頭(イメージ)の中では、コースの風景を詳細に思い浮かべる。   
  5. ステアリング、シフト、アクセル、ブレーキ、クラッチなど、できる限り本番走行と同じ操      作を行う。   
  6. このとき、エンジン音のイメージを口で言いながらやっていくと、より効果的である。     「ウォーン、ウォン、ウォン」って感じで。(まわりの目は気にしない)   
  7. イメージ走行終了で計時もストップ。

計時をした理由は、自分が実際走行した時にどのくらいのタイムがでるのか目安にするため。驚いたことに、全日本レベルにもなると、イメージ走行のタイムと実際に走行したときのタイムがほとんど変わらないという選手もいるらしい。このことから「イメージトレーニングは実際にコースを走ったのと同じ効果がある」ということではないだろうか。イメージトレーニング=練習走行と思えば、何回やっても損はないはずだ。

それと、これをやっている内に気付いたのですが、イメージトレーニング(イメージ走行)中にできないことは、本番走行でもできないということ。イメージが湧かないということは、そのときの操作も、そのときの車の状態も理解できていないということで、このような事からも本番走行でどうすればいいかの判断ができるでしょう。

他にもいろいろな方法があるかと思いますが、自分に合ったイメージトレーニングを持つということも大切。「自分はアイツよりもすごいイメージトレーニングをしているんだ!」という自信を持てるだけでも、ライバルに差がつくでしょう。もう1度イメージトレーニングについて考えてみてはいかがでしょうか。




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