2002.2.17
昨年12月、久々にサーキット走行会に参加した。場所は筑波サーキット コース1000(東コース)、通称TC1000。全面改修後は、走行会にもってこいなミニコースとして人気を集めている。特徴としては、コース全長1039.157m、幅員11〜17m、ホームストレート253m、舗装は一般道路と同じ低ミュー。日光サーキットと似た印象である。
2002年全日本ジムカーナ選手権カレンダーを見ると、最終戦はTC1000が会場に予定されている。そのまんまのコースを走るかどうかはわからないが、全日本ドライバーの走り方や、マシンのセッティングを見るには非常に参考になる機会が2002年10月5〜6日に訪れる。全日本の主力マシンと同型車に乗っているドライバーは観戦をおすすめする。
2001年はジムカーナ参戦を休止。練習会には参加したものの、それも2回で非常に寂しい年となった。今回は会社の後輩から、日光サーキットのリベンジ?として誘いがあったことや、自分自身もTC1000に興味があったこともあり、参加を決めた。
前回の走行会といえば、日光サーキットを走った2年半前。車両について変わったところと言えば、前回の日光サーキット走行会直前に慌てて行った足回り交換後、狂ったままだったアライメントを合わせたこと、クラッチ、ブレーキパッド、ローターを新調したこと、フライホイールを軽量化したこと、フルバケを入れたことぐらいで、パワー的には何ら変わっていない。しかも、タイヤはその時に使用した4年物のスリップサイン出のW10、物は違うが、競技では使用できない美味しいところを使い切った、スリップサイン直前のSタイヤR881(しかもGGGコンパウンド=いちばん柔らかい)と、タイヤ銘柄、コンディションは2年半前の日光と全く同じという状態。日光との単純なタイム比較ができそうである。
さて、走行だが、ストレート後『1』へ全開からブレーキング。自分のシルビアの場合、ホームストレートを3速全開とし、そのままブレーキングで『1』を抜けるかたち。ターボ車、クロスミッション装着車などは4速→3速となる。進入後はハーフアクセルから全開へ。ここはコース幅が広く、ラインはかなり自由に取れる。そのため、自分の車を含め車速が乗り切らないNA車などは、最外までラインを伸ばすと明らかに遠回りとなり、タイムロスとなる。『1』〜『2』区間は、回転数を気にしながら、最適なラインをみつけよう。
『3』は、アウトからブレーキング。3速→2速とする。ここで注意が必要なのは、クリッピングポイント。何度か走行すると気づくのだが、アクセル全開のタイミングを外すと、アウトへふくらみ、次へのつながりがギクシャクする。一呼吸おいてから全開とし、パワースライドをするような感覚でアウトへふくらむつもり(ステアを切って回るよりも、ニュートラルorアンダーステアぎみ)で立ち上がることができれば、結果的に早く脱出できると思う。
『4』は、軽くブレーキングをして進入し、クリップまではハーフアクセルで我慢。その後は縁石に乗せるように全開で立ち上がる。『5』までは、無理な挙動変化をしないように直線的なラインを取りながらギリギリまで全開。ただ、『5』の進入に必要なブレーキングが縁石上(右フロント)となるため、ブレーキングが難しいかもしれない。自分の場合、挙動の乱れが発生したが気になるレベルではなかったので、縁石上でバンバンフルブレーキングを行っていた。
最終コーナー『6』へ向けて、ブレーキング後3速→2速へ落とすが、自分のシルビアの場合、どうも回転数が合わず、2速の回転数だと、プッシングアンダー気味で、アウトへふくらむばかり。そこで、コーナリング中の苦しい姿勢の中、回転数が合わなくなったところで3速→2速とした。ホームストレートへのつなぎは、全開を考えると姿勢を完全に真直ぐにしてからアクセルを開けた方がよい。
実際に走ってみた感想だが、我慢が多くストレスがたまる。原因はタイヤ。最初の1ヒート、2ヒートはW10で走行したが、ぜんぜんグリップしない。1コーナーは突っ込めば曲がらない、踏めばテールスライドという状態。ドリフト練習にはもってこいというタイヤになっていた。普段履いているときは普通に乗れていても、サーキットで全開走行すればタイヤの劣化は顕著に現れる。3ヒート目以降は、R881に履き替えトライ。途端にグリップは上がり、申し分ない。ただし、今度は足に不満が出てきた。1コーナー、最終コーナーではロールが大きく、足が負けている感じ。これはもうサーキット用に足のセッティングを施すしかないのでノーマル形状足であるこの時にはどうにもならなかった。しかし、W10とR881では約2秒の差が出た。タイヤの力は大きい。R881はコンパウンドがやわらかいこともあり、最初の5分ぐらいが勝負。あとはタレるばかりで、タイムは上がらなかった。実際のラップタイム結果を見てもそれは明らかだった。
今回、全開時に運転席の下のほうから3500回転あたりで必ずビビリ音が発生した。以前クラッチ回りの異音だと考えていたものだが、クラッチ交換後は落ち着いていたので、現象は解消したものと思っていたが、周回を重ね、排気温度が上がってくると音も大きくなってくるので排気漏れの疑いが出てきた。原因はこれから調査。排気系はノーマルで10年も使っているのでそろそろガタが来てもおかしくないだろう。当日はホームストレートでいい音だしていたので、ちょっと目立ったかも?
その他、定番パワステフルード吹き出し、キャリパーのブリーダーからブレーキフルードがにじんだりとメンテが必要なところはあったが良く走ってくれたと思う。
後輩のインプレッサ遠藤氏は、最近かなり走りこんでいるようで、腕を上げてきた。以前の日光サーキットも一緒に走ったが、その時は相手じゃなかったが、インプレッサの性能を活かせるようになれば、半分のパワーであるNAシルビアでは太刀打ちできない。この時は、42秒台のタイムを出していた。今年に入ってからも足を変更し、チャレンジしたらしいが41秒台を出したようだ。タイヤと同じく、車の力は大きい!?
| 筑波コース1000走行会 | 走行20分×4 +15分×1 | |
| Djac NA シルビア | ||
| コンディション | ベストタイム | データメモ |
| ドライ | 47"242 | W10 2.1kg/cm^2 |
| ドライ | 45"401 | R881 2.1kg/cm^2 |
| WRX STI Ver.4 | ||
| コンディション | ベストタイム | データメモ |
| ドライ | 42"458 | TEIN車高調 D01J |