〜 My Dream Studio 〜

ここでは、私の機材を紹介して彼らのサウンドを分析してみたいと思う。

Fender Stratcaster

メインで10年使用しているもので、'72〜'73のネックに'74のボディーを組み合わせたもの。 このボディは少し重いですが、ルックスはGOOD!です。 写真ではわかりにくですが、かなり黄ばんでおり傷だらけです。 ネックはもともととても軽いボディーのストラトに付いていたのですが、カラーが良くないので組み合わせを替えました。 さらに、スキャロップはやすりで丁寧に磨いた後にギター工房で仕上げをしてもらったものです。 PUはもちろんHS−3、このころのものはまだ、カバーに名前が入っていません。 YMはダックをメインにする前はブラックをメインにしていた時期があるが、あれはどうなったのだろうか? ALCATRAZZを観た時もメインにしてたけど、床に置いて蹴っ飛ばすなど相当乱暴に扱っていた。 その後、86年ごろも結構メインで使用されていた。

'59年のストラト、リフィニッシュ、パーツは全てゴールド鍍金されている。アセンブリ、ブリッジ、PU全てオリジナルでしたが、PUだけはHS−3に交換した。 87年にに購入した当時はスキャロップにするつもりでしたが、最近のレプリカは良くできているのでやめた。 とても軽いボディで、薄めのネックで気に入っている。 YMも50年代はかなり気に入っているようで、アカメタは自分でスキャロップしたようですね。 ボディはおそらくFender Japanでしょう。 塗装のはげ具合からしてビンテージでは無いと思います。 あの当時のインタービューで、昨日自分で組み立てたと話しているのですが、渋谷公会堂ではメインがブラックでしたし、ソニックにはたしかにメイプルがついていました。 ということは、その後に組み立てたと思われます。 たぶん、BSのフェンダーJを1本もらったので、もともとアカメタについていたローズをこれにつけて、アカメタにはソニックについていたメイプルをつけたんだと思います。 当時の雑誌に写真が載っていますが、そのコメントの中にネックとボディのジョイントが曲がっているために、6弦が外れそうになっており、1弦がその分内側に入り込んでいる。 ビブラートしやすいようにしているのかも? というような記事があったのですが、私も当時はそうなんだ! と思っていました。 しかし、最近思うのですがホテルの部屋で即席で組み立てたとすると、たまたまジョイント部の愛称が悪くて曲がっていただけで何の意味もなかったのではなかと。

お馴染みのYMモデルですが、これは初期のものでぺグがディマジオでPUには名前が入っていないものです。 ちなみにオリジナルのアームは購入後一月程度で折れてしまったため、ステンレス製に交換した。 良くある話しですが、鉄製のアームはすぐ折れてブリッジのねじ穴が詰まってしまうので、早めに交換されたほうが良いですよ。 私はこれでUSAブリッジを5、6個だめにした。 YMがライブで使用しているものはブリッジが6点止めに交換されていますね。 でもインタビューではしっかりオリジナルのYMモデルを持参して2点止めのブリッジは良いと言っている。 お仕事だから仕方ないよね!! ただ、このネックだけはアカメタのコピーだから本人も気に入っているようで、いろんなギターに取り付けられていた。 それにしてこのもボディは良くシェイプされている割には重い方だね。

お馴染みのGibson Chetatkinsです。 アコースティックはあまり興味がなかったので気にしてなかったのですが、90年ごろ店長曰く「これが最後だな〜」の一言で買ってしまった。 確かにその後どこの店頭でも見かけなくなった。 あまり弾きやすくないですが、当時としては画期的なエレアコでした。 ジプシーキングスも色違いで使っていますね。 最近のエレアコに比べるとサスティーンがありすぎて、アコースティックらしくないと言う人もいるようですが、良いギターだと思います。 88年からYMも使っていますが、とてもステージ栄えしますね。 ただ、彼の真似をする場合どうしてもスタンドが必要になるのですが、あれがなかなか入手しにくいんです。 当時はパールから販売されていたようですが。。。ほかのスタンドだと角度調整ができないからいまいちなんですよね。 よくわからないけど、あのスタンドはスネアスタンドに見えるんですが、ひょっとしたら代用できるのかな!? どなたか知りませんか?

moog taurus

お馴染みのベース・シンセですが、実はこれもコントロールパネルの摘みは2種類あります。 これはYMが88年以降使用している赤いタイプと同じものです。 次回はパネルの比較写真も公開する予定です。 予断ですが、リッチ−の所有しているものは改造されてますね!! もとはと言えば、リッチーの影響でこれが欲しかったんだけど当時でも確か35万円程度してたし、88年〜90年ごろなんか飛んでもない価格を付けてましたね。 新宿の某楽器店では順番待ちで70万円!! 信じられない。。。2〜3台買えるぜ。 ま、確かにバブルのころは入手困難だったことは確かだった。

DOD Preamp
OVERDRIVE PREAMP 250 Overdrive Preamp/250 Overdrive Plus FX50B Overdraive Preamp FX50 Overdrive Preamp/250
YMが最も大切にしているプリアンプで、1985年来日時でも使用していたものと同じ。 1985年にYMが予備として使用していたものと同じ。 左の摘みはもともと無かったので、もとの所有者もYMファンだろうか!? Trilogyのレコーディングのころ自宅で使用していたと思う。来日時も使用していたらしい!? 1988年来日時に使用していた。 これについては良く覚えていないが、レプリカだったと思う? 最近使用していると思われるレプリカ。 よく見ると摘みやデザインも微妙に違います。
サウンド的にはそれほど大差は感じられないが、やはりビンテージの方が暖かい感じがする。 気のせいかもしれないが!? 聞いたところによるとグレイとイエローでは、トランジスタが異なるらしい。 1986年、当時の関係者から聞いた話しではFX50Bを使用していたらしいし、1988年では確かにラックの上にFX50Bがセットされている。 しかし、私の推測ではラックにパッチされているものはやはりビンテージであり、サブギターとして用意してあるワイアレス、ラックシステムを通さず、ダイレクトにアンプに接続をしているものにFX50Bが使われていたと考えます。

BOSS Octaver 12Uラックシステム

OC-2
ROCKTRON BRADSHAW SWITCHING SYSTEM

これは1981年ごろ発売当初に購入したのもですが、摘みが破損してます。 YMがスエーデン時代から使用してるものと偶然にも同じだった。

PL-8,DVP-1,SDD-2000,SDD-1000,SDD-1000,

GR-1,SDD-1200,HUSH IIC

KORGのSDD-1000は偶然にも私も使用しており、YMのラックの写真をみたらほとんどKORGだったので気合をいれて全部そろえてしまった。 86年当時、DVP-1の使い方が知られて折らず、業界関係者に教えてあげたら記事にされてな。。。。

しかし、このスイッチングシステムはあまり良くない。 YMもトラブルが多いといってるように。 どうもはんだ付けが良くないらしい。 オーバーホールしたときにエンジニアが言ってましたよ。 97年の新宿厚生年金会館のときトラブルがあったけど、あれと全くおなじ現象を私も経験した。 ピーターが相当なやんだらしいけど、あの症状がでたらあきらめるしかないんだ!!

ROCKTRON BRADSHAW SWITCHING SYSTEM

お馴染みのブラッドショーですが、最近のCAEシステムほうが良いと思います。 上に見えるのはDC−10、右側はジムダンのクライベイビーです。

Roland DC-10

88年に手に入れたお馴染みのアナログ・エコーですが、とりあえずYMのまねをすることができます。 しかし、厳密に言うとYMのサウンドとは微妙に異なります。 85年までのサウンドは同様に聞こえるのですが、86年の来日時のサウンドと比べるとどうも違う感じを受けていました。 その後88年の来日時のサウンドとレニングラードのビデオとも比べてみましたが、明らかに違います。 おそらく、YM所有のものは何らかの改造、パーツの交換が施されたものと思われます。 それと、もうひとつ決定的に違うところは、YMの所有するものは輸出仕様であって国産のものとは電源が違うという点です。 参考までにDC−20というものも存在するのですが、これは入力が2系統あります。 サウンド的にはDC−10とそれほど違いはありませんが、例のノイズの出方は全く異なります。 まあ、国産のDC−10とも異なるのですから輸出仕様を手に入れることが一番ということになります。 ビンテージのアナログシンセでも良く聞く話しですが、似たようなことが言えるのではないでしょうか? また、DC−20を数台試してみたけど、個体差があるような気もします。

Marshall Amp 1987 50W

おなじみの50Wですが、私はアンプについてそれほど詳しくありません。 ただ、ショップで見るとSWやインジケータの形状、ロゴ等は個体差があるようです。 サウンド的には、JCMとは比べ物にならない! JCMだと高域がどうも落ち着かず気持ちの良い歪みが得られない。

TASCAM 388 STUDIO 8

このレコーダーは88年ごろ購入したのですが、86、88年のYMの自宅の写真を良く見てたら偶然にも同じものだとわかった。 現在YMはこれを持っていないと思う。 なぜなら、95年ごろ都内某所でオークションに出されていたから! ちなみにぼろぼろだった。 もともと良いレコーダーではないけど結構使いやすい。 私のもかなりくたびれています。

Roland R-8

定番のドラムマシーンですが、新刊のMETALLIONを見たらYMも使っていました。 やっぱりそうかという感じですが、彼のはたぶんUの方だろうね? 私のは初期のころのものでメモリまわりは良くないけど、当時は間違いなく最高傑作!

KORG Z3

Eclipseで使用されたギターシンセですが、反応が遅くて早いフレーズには難あり。

Rolandあたりがなかなか良いらしいけど、1990年の大阪で使ってたから買ってしまった。


Oberheim Matrix 1000

これも結構古い音源で発表直後に購入したもですが、偶然にもJensが使っている。

ちなみに彼は2台同時に同じパッチを鳴らしているようだ。 厚みが出るからね!

Oberheim Matrix-6R

88年ごろ購入したものですが、やはりJensも使用してたのかと言う感じです。 Matrix12はとても高価なので最初はこれで我慢していたのですが、やはりMatrix12のサウンドにはかないません。

KORG Polysix

Jens Johansson がお気に入りのキーボードです。 私が所有しているものは、輸出仕様でしかもMIDI付き(改造ではない)です。 1985年来日時のもはこれを真っ白にペイントし?(サンドペーパーで磨いてシルバーにした)、リアパネルのKORGのロゴマークも消したもの。 さらにソロの時にはギター用ディストショーンで歪ませているそうです。

KURZWEIL K1000

これは、88年に手に入れたものですが、Jens Johansson が86年〜88年ごろまで使用していた。 最近はこの手のサウンドはRolandがお気に入りのようですね。 しかし、当時のコピーをする為には必要不可欠な逸品です。 プロモーション・ビデオでキーボードが倒れるシーンがあるけど。。。あれがこのマシーンです。

YAMAHA TX816

これは、つい先日手に入れたものです。 ようやく見つけました! Jens Johansson がTrilogyのレコーディングで使用したと思われる音源です。 現在でも使用中のようですね。 これはDX-7が8台入っています。 あの当時YngwieはDX-7を6台使ったとインタビューで答えていますが、おそらくこれだとおもいます。 やはり、DX-7もコピーするなら必要不可欠な逸品ですね。

Oberheim Matrix12

1988年ごろからJens Johansson が使用しているものと同じキーボードです。 これはUSAタイプの特別仕様パラレルアウトプットが12個ついているもで、レニングラードのビデオを見るとわかるように左サイドにアウトプットがある。

オデッセイのプレイはほとんどこれを使用してるし、当時のライブはこれ1台でやっている。 これぞOberheimという音であり、最高傑作のマシーンです。