「何処へ」

きんたろうさん


きんたろうさん6

雪降り、空気凍る中をパルナス汽車が疾走する。右手の看板は上津島の本社。
霧濃い冬の寒い朝に忽然と出現し、悄然と消えていく幻の線路。モスクワに続くと人は云う。無人の川辺に、長く遠く汽笛が響く。

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