このコラムは●● text by Toshio Mizuno●● |
藤子・F・不二雄先生に 昨日9月23日の先生の御命日。初めてお墓参りに行かせていただきました。 神奈川県某所の大きな霊園の中に、先生のお墓はありました。お彼岸の為、霊園の入り口辺りは人と車でごった返していましたが、先生のお眠りになっている付近は落ち着いた静かな雰囲気でしたよ。午後1時ちょっと前ぐらいだったのですが、既に多くのお花がお供えされていました。 お墓はごく普通の大きさの、一般的なもので、その他のお墓に紛れて目立たない、どちらかというと素朴な佇まいでした。なんとなく先生らしいな〜などと勝手に思ったりして。唯一の特徴といえば、お墓の前に設置されたドラえもん型の名刺入れ。 僕は今まで、先生の告別式に当時参加出来なかった事を悔やんでいたし、自分への複雑な気持ちから、先生の墓前へ立つ事も出来ずにいたのです。 でもこの日、初めて先生の墓前に立って、なんだかやっと先生に会えた様な気がして少しホッとしました。言葉では上手く言えませんが…。 お花をお供えして、手を合わせご挨拶をし、ドラえもんのポケットに名刺を入れさせていただきました。 藤本先生、ありがとうございました! |
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