使用楽器研究NO2
ジョン広瀬の“Rickenbacker 325 JL”
ポールのバイオリンベースと並んでビートルズのトレードマークとなったのが
ジョン・レノンのリッケンバッカー325です
通常のギターの3/4という極端に短いネックのこのギターを少し高く持ち、
ややガニマタのスタイルでかき鳴らすレノン
ジョン広瀬が使っている325JLはレノン生誕50周年を記念して1990年に、
アメリカのリッケンバッカー社が限定発売したものです。
リッケンバッカー社ではレノンが使用していた325により近づけるためにヘッド
を小さくし、使用するネジにまでこだわって作られました
元からビートルズファンであったジョン広瀬は、発売後、
新桜台の“W”で新品同様の中古の325JLを見つけて衝動買いしたといいます。
こちらも高価だったはずです。(日本の某ビートルズファンクラブでは発売当初34万円
で予約をとっていました・・・これは高すぎですが・・・)
この325JLにはピックガード(ボディに貼ってあるプラスチックの白い板)にレノンのサインとイラストがプリントされていました。
ジョン広瀬はこれを真っ白なものに取り替えて使用しています
情けない話ですが、当時、ギターを弾けないジョン広瀬はコレクションとして部屋に飾っていたと聞きます。
数年後、ポール小原の呼びかけでB-tonesが結成され、このギターは日の目を見ることになるのです

