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1997.07.08更新
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裏話1
実は1年ほど前(96年5月)から、左ひじの内側にインキン状のものができていた。赤くなってかゆいやつです。薬もつけずにほったらかしにしていた。症状はずっと同じような状態を保っていたが、97年の1月から2月にかけて、そのインキン状のものが、背中・左右脇・左ひざへとあっというまに広がった。
入院してから治療(インキンではなく、がんの治療)をするうちに、そのインキン状のものは姿を消していった。
教訓:皮膚病はあなたの体の赤信号
だいたいインキンがアソコ以外のところにできるっていうのが不自然なんだよね。
「お前の体の抵抗力が弱くなってるぞ」って知らせてたんだね。きっと。
なんでインキン状ってわかるかって?そりゃ本物のインキンを経験済みだからさ。
みなさんも、不自然な皮膚病にかかったら、皮膚科だけに行くんじゃなくて全身調べてもらったほうが良いと思うよ。
バックアップ
何事をするにも”次の手”を考え、準備しておかないといけない。命に関わることなら、なおさら。
骨髄移植をするときには、患者の骨髄細胞をほぼ全滅した状態にする。もし、骨髄の定着が上手くいかなかった場合、患者の骨髄は死んだままの状態になってしまう。
この時の”次の手”として、予め患者の骨髄(正確には幹細胞)を採取しておいて、それを戻すという方法が行われる。
私の場合、自家末梢血幹細胞移植を行なう可能性が高いので、幹細胞の取れ具合のチェックも含めて、今回バックアップ用として幹細胞採取を行なったと理解している。
1回の幹細胞移植をするのに、採取を通常2回行なうらしい。
採取しにくい人は14回やったと言っていた。