ひろふみの1997年中央競馬ベストレース10

表紙に戻る
ひろふみの部屋に
【第1位】有馬記念(GRAND PRIX)中山芝2500m
(レース回顧)
1番人気宝塚記念の覇者マーベラスサンデーと2番人気秋の天皇の覇者エアーグルーヴが競い合うところ、 4番人気ここまで無冠であったシルクジャスティスが外から強襲した。 “自分の馬が一番強い”とダービーの頃から言っていた藤田騎手がそれを最後の大一番で見事に証明した瞬間であった。
(選考理由)
競馬暦も10年となる自分にとって今年ほど“当たらない”のも珍しく、 苦しい1年だった。しかし、最後の最後でもやもやとしたものを一気に吹き飛ばすことが出来た。 当然ながら久々のガッツポーズ。藤田のヒーローインタビューに自分も目頭を熱くしてしまう。。 玉川事業所への引越しの立ち会い日で中山へは行けず、一人抜け出して応接室でテレビ観戦でした。
(レース結果)
1着シルクジャスティス、2着マーベラスサンデー 馬連3−14/1240円

【第2位】天皇賞(春) 京都3200m
(レース回顧)
昨年の覇者サクラローレルが王者の風格で今年初登場。 2番人気はマヤノトップガン。有馬記念では伸び切れず完敗を喫したが、 阪神大賞典を圧勝し健在振りをアピール。 3番人気は打倒ローレルを胸に武豊が手綱を握るマーベラスサンデー。 直線でローレルとマーベラスが壮絶な叩き合い。 ローレルがわずかに振り切ったと思った瞬間、嘲笑うかのようにその横を田原のトップガンがゴールを駆け抜けた。
(選考理由)
上半期では文句なしのベストレース。 強い馬三頭が文字通り力をぶつけ合い、他の馬は眼中になし。 トップガンのあまりにも見事な差し切りで、思わず体が震えた。。 名古屋で大学時代の親友の結婚式当日。披露宴の直前に待ち合い室のテレビで観戦。 その後、友人代表のスピーチどころではありませんでした。
(レース結果)
1着マヤノトップガン、2着サクラローレル 馬連4−8/440円

【第3位】安田記念 東京1600m
(レース回顧)
ここまでGT2着3回のタイキブリザードがGT初制覇をかけて1番人気でレースに臨んだ。 道中珍しく後方にポジションをとっていたが直線に入って一気にエンジン全開。見事な差し切り勝ちであった。
(選考理由)
昨年の安田記念はトロットサンダーに最後で差し切られ悔しい思いをしました。 やっとGTで強さを証明してくれて嬉し涙が、そう、涙、涙。。 リフレッシュ休暇中で沖縄へ旅行。帰ってきてビデオの録画を観て部屋で小躍りしました。
(レース結果)
1着タイキブリザード、2着ジェニュイン 馬連10−16/1360円

【第4位】宝塚記念 阪神2200m
(レース回顧)
トップガン、ローレルの天皇賞1、2着馬が不在で、1番人気マーベラスサンデーは負けられないところ。 しかし、昨年の天皇賞(秋)の覇者バブルガムフェローと安田記念制覇のタイキブリザードと相手に不足なし。 レースでは絶好のポジションから一気に抜け出し、追いすがるバブル、外から襲い掛かるダンスパートナーを振り切った。
(選考理由)
2年前、京都競馬場で近ちゃんとデビュー2戦目のマーベラスのレースを観ました。 その時二人で“すっげー強い”と感じたのを思い出します。 骨折で4歳時は棒に振り、5歳時は惜しいレースが続き、やっとGTをとってくれてほっとしました。 この日はのんびりと休日を過ごし、東京体育館プールで泳いで帰ってきてテレビ観戦でした。
(レース結果)
1着マーベラスサンデー、2着バブルガムフェロー 馬連6−8/440円

【第5位】天皇賞(秋) 東京2000m
(レース回顧)
一番人気バブルガムフェローが2連覇をかけてゴールを目指したと同時に、エアグルーヴが外から物凄い脚でやってきた。 牝馬の切れというより、強さの証明であった。 出遅れたジェニュインは最後インから伸びたが3着どまり。
(選考理由)
強い牝馬は今まで何頭も見てきたが、 天皇賞や有馬記念では強い牡馬には勝てなかった。 今年も当然バブルという強い馬がいてまさか勝てるとは思っていませんでした。 この日は補職の試験の次の日で一日寝ていました。 ベッドでテレビで観戦していましたが、自分としてはあまりにも意外な結果で、転げ落ちそうになりました。 バブルなんで負けるんやー!!その後もふて寝。
(レース結果)
1着エアグルーヴ、2着バブルガムフェロー 馬連7−12/290円

【第6位】京都大賞典 京都2000m
(レース回顧)
ダービー2着の4歳馬シルクジャスティスが前走で惨敗を喫したため、1番人気は古馬牝馬No.1のダンスパートナー。 途中、混戦であったが直線に入るとダンスが一気に他馬を引き離しにかかると、最後方からジャスティスが追いかける。 長い叩き合いの末、ゴールでは僅かにジャスティスが先着。 今年のベストオブマッチレースかもしれない。
(選考理由)
阪神大賞典のブライアンとトップガン、 毎日王冠のオグリとイナリワンのように強い馬2頭が他馬を寄せ付けず繰り広げる“対決”は手に汗握るものがあってこれぞ競馬の醍醐味という感じである。 この後、ダンスはエリザベス2着、ジャスティスは有馬を制し、このレースの価値を高めてくれた。 この日は江ノ島へ釣りに行っていてラジオでレースを観(聴?)戦。釣果?ぼちぼちでんねん。
(レース結果)
1着シルクジャスティス、2着ダンスパートナー 馬連3−8/380円

【第7位】マイルチャンピオンシップ 京都1600m
(レース回顧)
昨年の覇者ジェニュイン、新“芦毛の怪物”スピードワールド、 桜賞馬や連勝中の4歳新鋭と主役、脇役と見事なメンバーであった。 強豪揃いの中2番人気に指示されたタイキシャトルは好位から鮮やかに抜け出し、 先行馬でただ一馬粘るキョウエイマーチを捕らえ一気に突き放した。新マイル王の強さは本物であった。
(選考理由)
久々の淀での観戦でした。 個人的には今まで応援してきたジェニュインをずっと目で追っていたのですが、直線に入っても伸びず掛け声も出ず。 でも、その次の日にジェニュインの引退を聞いて、観に行ってよかったと思いました。 近ちゃんはその晩、さんざん飲んだ後も足らないようでラーメンの大盛りもたいらげました。
(レース結果)
1着タイキシャトル、2着キョウエイマーチ 馬連5−11/2760円

【第8位】オールカマー 中山2200m
(レース回顧)
オークス馬メジロドーベルが秋緒戦に選んだのはなんと古馬の出てくる産経オールカマーであった。 4歳馬ながら一番人気に指示され、地方馬の雄アブクマポーロの参戦も話題であった。 ドーベルが古馬相手にも鋭い差し足を見せてくれるのか注目のスタートであったが、 掛かり気味で先行したかと思うとあっという間に先頭にたってしまう。 そのまま吉田騎手は一度も振り替えることもなく一気にゴールに飛び込んだ。
(選考理由)
オールカマーといえば、オグリ、ビワハヤヒデ、ローレルと名だたる名馬が選んだ秋のステップレースである。 そこで4歳牝馬が圧勝してしまうのだから凄いことである。 有馬では伸び切れなかったが来年も牡馬相手に活躍して欲しいものです。 アブクマも暮れのウインターステークスで中央の馬をまとめて蹴散らし強さを証明してくれたので安心しました。 その日は確かテレビでレースを観た後、飲みに出かけました。
(レース結果)
1着メジロドーベル、2着ヤシマソブリン 馬連6−8/730円

【第9位】朝日杯3歳ステークス 中山1600m
(レース回顧)
単勝1.3倍のだんとつの1番人気グラスワンダーがどれだけ強い勝ち方をするかのか注目であった。 マウントアラタが快調に逃げを打つが、的場騎手は全く動じず、中団でじっとしている。 第4コーナーで馬なりで上がってくると一気に他馬を引き離しゴール。 リンドシェーバーの記録を塗り替えるレコードであった。
(選考理由)
圧巻の一言で表せる強い勝ち方であった。 リンドシェーバーの時もあまりの強さに唖然としたが、その時も手綱を握っていたのが的場騎手。不思議なもんである。 その日は駅伝レースにでた後、温泉(露天)につかりながらモニターの実況をのんびりと観ていました。
(レース結果)
1着グラスワンダー、2着マイネルラブ 馬連10−11/870円

【第10位】毎日杯 阪神2000m
(レース回顧)
春の雨が振り注ぐ中、きさらぎ賞で惜敗したテイエムトップダンが先行する。 かねてから評判の良かったヒダカブライアンも2着死守で飛び出す。後方から1頭何か凄い脚で追いかけてくる。 シルクジャスティス僅かに届かず。
(選考理由)
何でこんなくっさいレースがベスト10かって?シルクジャスティスがでていたから?違います。 今年競馬場(この日は中山でした)に行って唯一まともに当たったレースだからです。
(レース結果)
1着テイエムトップダン、2着ヒダカブライアン 馬連5−10/1960円