第31回スプリンターズS(第115号) |
中山・芝1200・晴良・1997年12月14日
2週連続で中山のターフに映える栗毛馬の輝き!!! |
本紙の見解・・・ マイルチャンピオンシップは、ハイレベルで実力伯仲との前評判でしたが、「◎タイキシャトル」が危なげない競馬っぷりで圧勝。 前走よりも距離が短くなる今回も、この馬の器用な脚質から判断して楽にこなせそうです。 対抗は「○キョウエイマーチ」。一線級の男馬との初顔合わせとなった前走では5番人気と評価を落としましたが、 豊かなスピードと逞しい粘り腰を発揮して見事に2着入線。当日雨でも降れば、逆転まであっても不思議ではありません。 外国調教馬も今年はいつもよりも強そうで、60.5キロで好走を続けた「▲キステナ」と、 ダート1200を1分8秒台で走っている「△メンズイクスクルーシブ」に注目しました。 |
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-× |
的中者・・(単勝)塩見、(複勝)明美、(馬連)本紙、高田 |
綾塩ひ都美穴雪石明博よ櫃りか豊岡高 子見で築智待絵川美文め石むや村村田 |
本 紙 | 馬名(単勝オッズ) | 性 齢 | 騎手 | タイム | 発行時のコメント |
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−◎−◎○▲△−◎○◎○◎△◎○○ | ◎ | タイキシャトル(1.9) | ♂4 | 岡部(55) | 1.07.8 | 中山も1200も初めてだが |
▲−◎−−−−−−×−−−◎−△▲ | × | スギノハヤカゼ(14.6) | ♂5 | 田島裕(57) | +0.3 | 良ならG1でも通用する実力 |
−×−○△△−−−−−×−▲△▲− | × | ワシントンカラー(10.7) | ♂4 | 柴田善(55) | +0.5 | 久々の芝に戸惑わなければ |
◎−−▲◎−◎−−◎−◎×−−−− | × | フラワーパーク(9.4) | ♀6 | 田原(55) | +1.0 | 田原騎手のG1ラストラン |
−−−−−−−−−−−−−−−−− | − | エイシンガイモン(191.7) | ♂5 | 蛯名正(57) | +1.1 | 夏場に力発揮のタイプで |
−−−−×−○−○−−−−−−−− | − | ビコーアルファー(192.8) | ♂8 | ロバーツ(57) | +1.3 | 前走思わぬ好走でここ挑戦 |
−−−−−−−◎−×−−−−−−− | − | シンコウフォレスト(46.2) | ♂5 | 四位(57) | +1.3 | 春の勢い取り戻せば |
−−−−−−−−−−−−−−−×− | − | レシーバー(137.5) | ♂5 | マルチネス(57) | +1.3 | 格下ながらも堅実で不気味 |
−−−−−−−−−−−−−−−−− | − | ヒシアケボノ(53.9) | ♂6 | 中舘(57) | +1.6 | 今度こそ今度こそで6歳秋 |
△△−−−◎−−▲−−−×−×−− | − | エイシンバーリン(36.9) | ♀6 | 吉田(55) | +1.7 | 前走好走も陣営弱気 |
○▲○△▲○−−−×○▲○○○◎◎ | ○ | キョウエイマーチ(4.8) | ♀4 | 松永幹(53) | +1.9 | あのハイペースで2着なら |
−−−−−×−−−▲−−▲−▲×− | △ | メンズイクスクルーシブ(14.3) | せ5 | マトス(57) | +1.9 | BC追加登録料取り戻したい |
−−−−−−−−−−−−−−−−− | − | サクラスピードオー(102.3) | ♂5 | 的場(57) | +2.0 | 期待されながらも凡走続き |
−○−×−××−−△−△−−−×− | ▲ | キステナ(10.9) | ♀5 | ジャルネ(55) | +2.3 | 55キロならさらに末切れる |
−−−−−−−−−−−−−−−−− | − | コクトジュリアン(255.4) | ♂6 | 小林久(57) | +2.3 | 平坦コース得意で中山に? |
−−−−−−−−−−−−−−−−− | − | ホクトフィーバス(336.6) | ♂7 | 安田富(57) | +2.8 | 先手取れぬようになり苦戦 |
単勝:タイキシャトル190円 複勝:タイキシャトル120円・スギノハヤカゼ290円・ワシントンカラー220円 馬連:タイキシャトル&スギノハヤカゼ1130円 |
★レース回顧 | スピード競馬にも見事に順応タイキシャトル!!! |
4月にデビューしてから7ヶ月で古馬混合のG1戦を制したタイキシャトルにとって、
初めての中山競馬場も、初めての1200mも、何ら障害にはならなかった。
岡部騎手曰く「レース前は追走するのに骨を折るかとも思っていたが、まるで誘導馬についていくかのように、
内枠の速い馬につられてスイスイとついて行けるんだ」 ホクトフィーバス、エイシンバーリン、キョウエイマーチといった名うてのスピード馬が4角で先頭集団を形成し、 その直後にタイキシャトルが進出。先行各馬の失速を尻目に、抜け出したタイキシャトルの脚色はさらに冴え渡り、 マイルG1に続いて、スプリンターのG1の称号もいとも簡単に獲得してしまった。強い、強い、タイキシャトル!!! |
★予想回顧 | 高田記者馬連×2的中!!! |
意外にもスギノハヤカゼに◎を打った記者が2名いて、なかなか良い目のつけどころに感心したが、
両記者ともタイキシャトルを軽視したために残念ながら的中しなかった。
馬連的中は、高田記者と本紙のみ。特に高田記者は×2的中で、18位→15位にランクアップ。 近走はやや精彩を欠くフラワーパークだが、エ○研○ッ○にはファンが多く、5つもの◎を集めた。 同馬はこれで引退。彼女の子供もみんなで応援したいものです。 |