第17回ジャパンカップ(第112号) |
東京・芝2400・晴良・1997年11月23日
府中で魅せる魔法の末脚!!シルクジャスティス堂々と国際G1馬!! |
本紙の見解・・・ 菊花賞では度重なる不利を受けながらも5着に食い込んでみせた「◎シルクジャスティス」。 追い込み馬にとって、レース中の不利は宿命ですが、前走はあまりにも悲劇的。 藤田騎手も「力負けではない。ジャスティスは絶対にG1を勝てる馬」と悔しさいっぱいに語っていました。 順調ならば「マヤノトップガン」が日本代表馬として出走の予定も、ケガで引退。 「ナリタブライアン」「マヤノトップガン」と続いたブライアンズタイム産駒のスターホース列伝を継ぐ「◎シルクジャスティス」には、 両馬がゲットできなかった国際G1ホースの勲章を、ぜひ手に入れてほしいものです。 |
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-× |
的中者・・(複勝)明美(馬連)塩見・ひで・都築・穴待・よめ・櫃石・豊村 |
綾塩ひ都美石明穴博雪りかよ櫃岡豊高 子見で築智川美待文絵むやめ石村村田 |
本 紙 | 馬名(単勝オッズ) | 性 齢 | 騎手 | タイム | 発行時のコメント |
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−◎◎△−−◎△◎◎○−○○△○− | ○ | 英)ピルサドスキー(4.6) | ♂6 | キネーン(57) | 2.25.8 | 名だたるレースで好走して |
◎▲▲▲△−−▲×−−◎◎◎○◎◎ | ▲ | エアグルーヴ(4.0) | ♀5 | 武豊(55) | +0.0 | 前走後の消耗が唯一の不安 |
○△○◎−−−○×○▲−△−◎△○ | × | バブルガムフェロー(3.7) | ♂5 | 岡部(57) | +0.2 | 距離実績不足も地の利有利 |
−○−−−◎×−−−−−×−−−− | △ | 独)カイタノ(11.9) | ♂4 | スターク(55) | +0.3 | ドイツNo2の実力侮れない |
−×△○◎−−◎×△◎−▲▲−−− | ◎ | シルクジャスティス(7.0) | ♂4 | 藤田(55) | +0.4 | 存分に末脚発揮できれば |
−−−−−−▲−▲×−××−−−− | − | 仏)アスタラバド(16.8) | ♂4 | モッセ(55) | +0.4 | 招待馬の数合せとの陰口も |
−−−−−−−−−−−−−−−−− | − | ツクバシンフォニー(61.0) | ♂5 | 吉田(57) | +0.5 | NHK2着も最近長めで良績 |
−−−−○−○−○−−○−−−▲− | × | 愛)オスカーシンドラー(10.8) | ♂6 | アスム(57) | +1.0 | 馬名の由来はシンドラーのリスト |
−−−−−−−−−−−▲−−−−− | − | ローゼンカバリー(80.2) | ♂5 | 横山典(57) | +1.1 | 東京コースに実績薄く |
−−−−−−△−−−−△−−−−− | × | 英)モンズ(43.3) | ♂5 | リード(57) | +1.2 | 重賞勝ちは3歳時のみで |
−−−−−−−−−−×−−−−−× | × | ロイヤルタッチ(21.9) | ♂5 | 蛯名正(57) | +1.3 | 堅実も超一流とは差があり |
−×−−−−×−△−−×−△−−▲ | − | 豪)エボニーグローブ(39.7) | ♂5 | ダイ(57) | +1.6 | 香港トランジット中も機内待機 |
−−−−−−−−−−−−−−−−− | − | スノーエンデバー(117.0) | ♂4 | 中舘(55) | +1.8 | 森厩舎らしいチャレンジ精神 |
−−−−−−−−−−−−−−−×− | − | タイキフォーチュン(56.9) | ♂5 | 柴田善(57) | +2.5 | 落馬の影響やいかに |
単勝:ピルサドスキー460円 複勝:ピルサドスキー160円・エアグルーヴ140円・バブルガムフェロー140円 馬連:ピルサドスキー&エアグルーヴ860円 |
★レース回顧 | 顔見せではなかったピルサドスキーの参戦!!! |
昨年のBCターフでシングスピール(その後JCで優勝)を負かし、
凱旋門賞では2年連続2着という実績を引っさげて来日したピルサドスキー。
大きな看板を背負った馬、
とりわけ日本での種牡馬生活が決まっている馬の多くが凡走している過去の例の懸念を見事に払拭し、
引退の花道を飾った。 エリ女には目もくれず、より大きな舞台にのぞんできたエアグルーヴは、 クビ差の2着に惜敗したものの、能力はいかんなく発揮してくれた。 自身34.8で上がっており、これで差されたのであるから相手を褒めるしかないであろう。 天皇賞秋ではエアグルーヴに差されてしまったバブルガムフェロー。 今回は逆に、エアグルーヴをマークする絶好の位置どりでレースを進めることができたが、 前走以上の着差で完敗した。 天皇賞秋の2着は展開のアヤという見方もあり、ファンは引き続き1番人気に支持したが、 この距離ではエアグルーヴの方が力が上であると言わざるをえない。 |
★予想回顧 | 櫃石記者×2的中でランクアップ!!! |
馬連が発売されるようになってからの配当が、
6670円、4890円、3400円、3090円、3310円、5100円と一筋縄ではいかないJC。
ところが今年は一変して人気どころで決着がつき、穴狙いの記者にとっては試練となった。 秋のG1シリーズに入ってそれまでの不振からすっかり抜け出した櫃石記者は、またまた的中。 穴で期待したエボニーグローブは見せ場がなかったものの、 エアグルーヴを軸にバブルを外した3頭に流して×2の的中でランクアップ!!。 都築記者のエリ女、MCSに引き続いての馬連3連続的中も注目すべき成果。 |