第38回宝塚記念(第105号)

阪神・芝2200・晴良・1997年7月6日

マーベラスの前に立ちはだかるブリザードの壁!!!
本紙の見解・・・ 安田記念で念願のG1制覇を果たした「◎タイキブリザード」。 キャリアを積むごとに落ち着きが増し、7歳にして円熟期を迎えた 「◎ブリザード」のG1連勝が濃厚とみました。 「◎ブリザード」「○マーベラスサンデー」「▲バブルガムフェロー」 の3強三つ巴の前評判ですが、ローテーション・安定度の面から 「◎ブリザード」一歩リードの判断です。 ファン投票第1位の「○マーベラス」にとっては、 咽から手が出るほど欲しいG1の勲章ですが、来年も現役続行とのことなので、 悲願達成のタイムリミットはまだまだ先のこと。今秋以降にがんばってもらいましょう。 「▲バブルガム」は、前走圧勝も馬体減が気になるため3番手評価にしましたが、 実は一番強いかも・・・。
本紙予想・・(馬連)◎-○×3、◎-▲×2、 ○-▲×1
的中者・・(複勝)明美 (馬連)綾子・ひで・塩見・都築・博文・本紙・明美・穴待・豊村

綾ひ塩都博明穴美りよ岡櫃雪か
子で見築文美待智むめ村石絵や

馬名(単勝オッズ)
騎手タイム発行時のコメント
○◎○○◎◎○○○○○▲−− マーベラスサンデー(2.3) ♂6武豊(58) 2.11.9中間気配微妙も実力最上位
◎○▲▲▲△◎−○▲▲◎○○ バブルガムフェロー(3.5) ♂5蛯名正(58) +0.0鉄砲59`でも圧勝の前走
−−−△−○−−−−−×−△ × ダンスパートナー(18.7) ♀6河内(56) +0.2宝塚で魅せるパートナーの舞い
−−◎◎△×△◎◎◎◎○◎▲ タイキブリザード(3.1) ♂7岡部(58) +0.2抜群の安定感と理想的ローテ
−−−−−−−×−−−−−◎ ローゼンカバリー(29.6) ♂5横山典(58) +0.6有力馬には瞬発力で見劣り
−▲×−×−▲△△−−△−− ゼネラリスト(24.7) ♂5松永幹(58) +0.9展開恵まれれば大駆けも
▲−−−−−−−×−−−△−× × ユウトウセイ(25.5) ♂8四位(58) +1.58歳で念願のG1初挑戦
−−−−−−−−−−△−−− ヤシマソブリン(56.4) ♂7坂井(58) +2.0オープン特別ならともかく
−−△−−▲−−−−−−×− セトステイヤー(60.9) せ6上村(58) +2.4外国調教馬の底力侮れず
−−−−−−−−−−−−−−× ザフォリア(217.4) ♂5熊沢(58) +5.0今年8戦目で上りなし
−−−−−−−−−−−−−− シーズグレイス(253.5) ♀5村本(56) +5.750キロでも大敗の前走
−−−−−−−−−−−−−− ナリタキングオー(42.9) ♂6福永(58) +7.0このメンツでは脇役的存在

単勝:マーベラスサンデー230円
複勝:マーベラスサンデー120円・バブルガムフェロー170円・ダンスパートナー260円
馬連:マーベラスサンデー&バブルガムフェロー440円

★レース回顧 マーベラス念願のG1初制覇!
人気上位馬がそれぞれの持ち味を出した好レース。 マーベラスサンデーはこれで念願のG1初制覇!!。 トップガン、ローレルの2強不在のメンバー構成でも、 昨秋の天皇賞馬を力でねじ伏せた立派な勝利である。 残念ながら、レース後に骨折が判明し、次走は有馬記念とのことである。

ダンスパートナーは馬場の悪いところを通りながらも、しぶとく3着を確保。 着順は昨年と同じであるが、メンバーを考えると今年の方が価値が高い。 エリ女でのエアグルーヴとの対戦が楽しみとなった。

タイキブリザードは早めにハナに立つ厳しい展開。 やや行きたがる素振りを見せており、 マイルに比べるとスムースさを欠く印象。 BCでは、2400メートルを走るらしいが、 距離に関しては疑問符がつくレースぶりであった。

★予想回顧 ランキング上位記者安泰!ひで記者×4的中!!
予想は、ランキング上位記者が着実に的中させた。 中でもひで記者は見事に×4的中。 「堅実な性格」の塩見記者も2号連続的中で、 新人らしからぬ大活躍。 初参加の高田記者は、綾子記者にアドバイスを求めるものの、 自分らしさを醸し出させるために工夫した「バブルガムフェロー無印」があだとなり無念の玉砕。

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