第115回天皇賞春(第99号)

京都・芝3200・晴良・1997年4月27日

念願の盾ゲットで春爛漫のトップガン!!!
本紙の見解・・・ ローテーションを重視して「◎マヤノトップガン」を本命にしました。 「サクラローレル」の力は十分に認めますが、 他のレースならともかく、 春の天皇賞だけは潜在能力では乗り越えられない厳しさがあると判断して評価を下げました。 これだけの馬に対して○や▲という評価は失礼なので、 以前の「ナリタブライアン」同様に思い切って無印にしました。 他では実績馬重視でいきましたが、 「×メジロランバダ」の復活と、 先物買いの「×エイシンホンコン」に期待します。
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-×
的中者・・(複勝)明美 (馬連)都築・穴待・博文・ひで・綾子・美智・りむ

都穴博ひ明綾美か櫃雪豊
築待文で美子智や石絵村

馬名(単勝オッズ)
騎手タイム発行時のコメント
▲▲○△▲−○−○◎▲ マヤノトップガン(3.7) ♂6田原(58) 3.14.4完璧なローテで盾獲りへ万全
◎○▲◎○◎◎○◎−○ サクラローレル(2.1) ♂7横山典(58) +0.2初めて王者として関西見参
○△◎▲◎○−−△−◎ マーベラスサンデー(4.1) ♂6武豊(58) +0.3筋骨隆々の凄みある馬体
−−−−−−−×−○− ステージチャンプ(55.2) ♂8蛯名正(58) +1.010ヶ月ぶりでこの舞台では
−−△−−−−◎−−− ローゼンカバリー(32.8) ♂5藤田(58) +1.2重巧者に不向きな今の淀
△×××−▲△×▲×× × ビッグシンボル(22.6) ♂5南井(58) +1.5若き頃のローレルと似た路線
−−−−−−−−−−− ノーザンポラリス(77.4) ♂7福永(58) +2.2(回避の誤情報により不掲載)
−−−×−−−−−×− ユウセンショウ(83.2) ♂6松永幹(58) +2.3右回りでこのメンバーでは
−×−−−×−−−×△× × メジロランバダ(40.6) ♀5熊沢(56) +2.4力負けではない前走
−−−−−−−×−−− × エイシンホンコン(59.2) ♂5小池(58) +3.2エイシンだが○外ではない
−−−−−−−△−▲− ハギノリアルキング(166.8) ♂8佐藤哲(58) +3.22年連続で掲示板の実績
−−−−−−−−−−− ポレール(111.4) ♂7和田(58) +3.6びりにはならんとのコメント
−−−−−−−−−×− インターライナー(249.3) ♂7村本(58) +3.6近走凡走で峠越えた感
−−−−−−−−−−− ギガトン(132.0) ♂5角田(58) +3.9芝にダートに大忙し
−−−−−−−−−−− タマモハイウェイ(198.3) ♂8河内(58) +4.2メトロポリタンSと両睨み
−◎×○△−▲▲×−△ ロイヤルタッチ(11.4) ♂5岡部(58) 中止菊好走で侮れない存在

単勝:マヤノトップガン370円
複勝:マヤノトップガン130円・サクラローレル120円・マーベラスサンデー130円
馬連:マヤノトップガン&サクラローレル440円

★レース回顧 歴史に残る3強の名勝負!!
3強と称された3頭が、それぞれに持ち味を発揮した歴史的な名勝負であった。 このレースをライブで観戦できたことを本当に嬉しく思う。

前走の阪神大賞典を最後方からの競馬で押し切ったマヤノトップガン。 今回どういう位置どりをとるかが一つの焦点になっていたが、 結局今日も後方からの競馬。 最後の直線でも、まだ半分より後ろの位置どりであったが、 そこから矢のように飛んできて、 前で競り合っていたサクラローレルとマーベラスサンデーをまとめて差し切った。 ローレルもマーベラスも上りは推定35.0であり決してバテていたわけではないが、 それを上回るトップガンの末脚であった。

サクラローレルも敗れたとはいえ、潜在能力を十分に見せつけてくれた。 2周目の向こう正面で早くも進出を開始し、 常にマーベラスサンデーから目標とされる展開になりながらも、 マーベラスに先着したあたりはさすがである。

★予想回顧 りむ記者×3的中でランクアップ!!
3強の前評判を素直に信じて固く予想した者、 こういう時こそ高配のチャンスと穴狙いした者。 個性的な予想が並んだが、トップガン&ローレルの買い目を重視した記者が少なく、 収支的には当たっても当たらなくても大した差はなかった。 ランキングの変動はほとんどなかったが、 唯一りむ記者が×3で的中し、 14位から11位へとランクアップした。

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