第57回皐月賞(第57号) |
中山・芝2000・晴良・1997年4月13日
辛口岡部も思わず絶賛!!!強いぞ強いぞブライアン!!! |
本紙の見解・・・ 皐月賞出走馬のうち、トライアル組の中では「▲メジロブライト」と「○ランニングゲイル」の評判が高いようです。 しかし、新馬戦では最下位人気であった「ブライト」、 同じく新馬戦で大差の最下位に終わった「ゲイル」からはクラシックホースにふさわしい気品が感じられません。 本命は3歳からこの世代はこの馬で、と心に決めていた「◎ヒダカブライアン」。 普段、滅多に馬をほめることのない岡部騎手ですら、 この馬に対しては最大級の賛辞を送っているほど本当にこの馬は強いんです。 |
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-× |
的中者・・(複勝)石川 |
都穴博ひ石明岡綾美よか櫃り雪豊 築待文で川美村子智めや石む絵村 |
本 紙 | 馬名(単勝オッズ) | 性 齢 | 騎手 | タイム | 発行時のコメント |
---|---|---|---|---|---|---|
−−−−−−−−−−−−−−− | − | サニーブライアン(51.8) | ♂4 | 大西(57) | 2.02.0 | ここ4走連続で中山2000 |
−××−◎−○−−−−−−−− | − | シルクライトニング(34.9) | ♂4 | 安田富(57) | +0.1 | 8走中2着5回で歯痒い |
−−−−−−−−−−−−−−− | − | フジヤマビザン(65.9) | ♂4 | 村本(57) | +0.2 | 渋い馬に鞍上は渋い村本 |
◎○◎◎−△×◎△−▲△◎○− | ▲ | メジロブライト(2.9) | ♂4 | 松永幹(57) | +0.2 | 実力最上位、絶品の末脚 |
−−×−−−−−−−−×−−− | − | セイリューオー(29.1) | ♂4 | 蛯名正(57) | +0.3 | トライアル走らぬ点不安で |
○▲×○−▲▲△◎○△○△×○ | ○ | ランニングゲイル(3.5) | ♂4 | 武豊(57) | +0.5 | 今の荒れ馬場も味方しそう |
×△−−−−−−−−−◎−−− | × | エリモダンディー(21.2) | ♂4 | 河北(57) | +0.5 | 若駒ではゲイルに先着 |
−−−−−−−−−−−−−−− | − | ゴッドスピード(127.3) | ♂4 | 石橋(57) | +0.6 | 重賞ホースも今年いまいちで |
−−−−−−−−−◎○−○−− | − | エアガッツ(12.7) | ♂4 | 横山典(57) | +0.6 | ここが今後の試金石に |
−−−−−−−−−−−−−−− | − | ショウナンナンバー(140.9) | ♂4 | 吉田(57) | +0.7 | ダートで実績つんできた馬 |
−−−−−−−−−−−−−−− | − | シャコーテスコ(182.1) | ♂4 | 加藤(57) | +1.1 | 無欲で権利獲得の前走 |
△×△−−−△○−−−▲−−− | △ | テイエムトップダン(15.0) | ♂4 | 和田(57) | +1.1 | キョウエイマーチと父同じ |
▲◎▲△−◎◎−−−◎×−△× | ◎ | ヒダカブライアン(6.9) | ♂4 | 岡部(57) | +1.3 | あらためてこの馬の力確認 |
−−−−−−−−−−−−−−− | − | キタサンフドー(186.1) | ♂4 | 芹沢(57) | +1.3 | 微熱の影響もあって軽視 |
−−−−−−−−−−−−−−− | − | スターマイサドル(123.8) | ♂4 | 柴田善(57) | +1.5 | SS産駒も掲示板厳しい |
×−−▲−−−▲▲−××−◎◎ | × | ビッグサンデー(15.9) | ♂4 | 南井(57) | +1.7 | 確実な先行力で実績安定 |
−−−−−−−−−−−−−−− | − | テイエムキングオー(286.2) | ♂4 | 田島裕(57) | +2.1 | 休養明けでここは軽視 |
×−○−−○−−○−−−−▲△ | × | オースミサンデー(9.9) | ♂4 | 河内(57) | 中止 | 母は○ノ○の愛でるロジータ |
単勝:サニーブライアン5180円 複勝:サニーブライアン1050円・シルクライトニング810円・フジヤマビザン1220円 馬連:サニーブライアン&シルクライトニング51790円 |
★レース回顧 | ブライアンはブライアンでもサニーブライアン!!! |
ブライアンズタイム産駒が5頭も出走して話題になっていたが、
そのなかで最も人気薄のサニーブライアン(11番人気)が1着で、
2番目に人気がなかったシルクライトニング(10番人気)が2着となる波乱。
馬連の配当は51790円の大万馬券と大荒れに荒れた。 1番人気のメジロブライト、 2番人気のランニングゲイル、 3番人気のヒダカブライアンら有力馬達は最後方に近い位置での競馬。 そのため、先行する人気薄の馬へのマークが甘くなっていたという幸運もあったと思う。 しかしそれ以上に大きな勝因として、 陣営の工夫されたローテーションを指摘したい。 馬柱を見てみると、サニーブライアンは皐月賞に向けて、 若竹賞→ジュニアカップ→弥生賞→若葉ステークスといった具合で、 すべて中山の芝2000のレースを使われ続けている。 逃げたジュニアカップではトキオエクセレントを下し、 そうでないときはやや精彩を欠いた競馬。 陣営は今日の作戦を練りに練っていたのではないかと想像する。 とすれば、フロックというよりも会心の勝利であったに違いない。 しかし、10着までのタイム差はわずかに0.7秒。 牝馬と違って4歳牡馬はまだまだ勝負付けが終わったとはいえない。 ダービーまで戦国状態が持ち越されたと言って構わないであろう。 |
★予想回顧 | 石川記者、四位騎手いなくも四位でゲット!!! |
石川記者が見事にシルクライトニングの複勝を的中させた。 愛する四位騎手は香港出張のため皐月賞は不参加。 そこで、石川記者は馬名の文字に四位騎手を捜し求める手段に打って出た。 以下で彼女のコメントを引用すると、 『シルクのシとライトニングのイで"四位さん"。う〜ん、素敵!! たとえ四位さんが香港に行ってしまっても、こんなに近くにいるんだわ。ムフ!』。 四位騎手がいない今回、 いったいどんな印が送られてくるのが興味があったところへこの素敵なコメント。 本紙は石川記者をエ○研○ッ○の世界に導いて本当によかった、 としみじみと感じた。 この大手柄により石川記者は再びトップの座を都築記者から奪い取って第1位に。 |