| 第14回フェブラリーステークス(第94号) |
東京・ダ1600・晴不良・1997年2月16日
| ホクトベガは日本最強馬としてドバイに旅立つのだ!! |
| 本紙の見解・・・ 「ホクトベガ」が見事にドバイワールドカップの招待馬に選出されました。 海外のビッグレースではことごとく辛酸をなめる結果に終わっている日本調教馬。 彼女には今までの鬱憤を晴らすレースをしてきて欲しいものです。 今回のフェブラリーSでは勢いのある5歳馬が注目されていますが、 本紙は「ホクトベガ」との順位づけがすでに終わっているベテラン馬が勝利するのを期待します。 願いがかなえば、5歳の有力どころよりも「ホクトベガ」の方が実力上位であることが間接的ながら証明でき、 彼女を正真正銘の日本最強ダート馬としてドバイに送り出すことができるからです。 本命にはリフレッシュされて良化確実な「◎ライブリマウント」を指名。 同馬は1年前の川崎記念で「ホクトベガ」に敗れるまでは、日本最強ダート馬として君臨していた馬です。 |
| 本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-× |
| 的中者・・(複勝)明美 (馬連)岡村・穴待・綾子・博文・都築 |
| 石り岡よ美穴雪綾櫃か博都ひ明豊 川む村め智待絵子石や文築で美村 |
本 紙 | 馬名(単勝オッズ) | 性 齢 | 騎手 | タイム | 発行時のコメント |
|---|---|---|---|---|---|---|
| −−▲−−△−▲−−×△−−◎ | ▲ | シンコウウインディ(11.9) | ♂5 | 岡部(56) | 1.36.0 | B効果でさらに良化の勢い |
| −−◎▲▲◎−○◎▲◎◎○◎− | × | ストーンステッパー(3.0) | ♂5 | 熊沢(56) | +0.0 | 櫃石の秘密兵器が大成長 |
| −−−◎◎−−◎○−△○▲▲− | ○ | バトルライン(4.3) | ♂5 | 横山典(56) | +0.5 | 降着の誤算でローテ厳しくも |
| −◎○△−▲◎−△◎−−−−− | − | ビコーペガサス(10.0) | ♂7 | 武(57) | +0.8 | 芝G1常連も今回重目残りで |
| −−×−−×−−−−−−−−− | − | ビッグショウリ(35.1) | ♂7 | 蛯名正(57) | +1.1 | 記憶に残る根岸Sの末脚 |
| ○−−−−−−−×−×−△−− | − | ユーコーマイケル(19.9) | ♂5 | 柴田善(56) | +1.1 | 気性難で当てにしづらくて |
| −−−−−−−−−−−−−−− | − | アイオーユー(48.4) | ♀8 | 小野(55) | +1.2 | 前走時久々で馬体減心配 |
| −−−−−×▲−−−−×−−△ | × | セイントリファール(36.6) | ♂5 | 田原(56) | +1.7 | 芝中距離得意で適性に? |
| ◎−−−−−−−−○▲×−−− | △ | イシノサンデー(8.5) | ♂5 | 佐藤哲(56) | +1.9 | 前走は目に砂が入ったとか |
| −−−−−×−−−−×−−−− | ◎ | ライブリマウント(35.9) | ♂7 | 石橋(57) | +2.0 | 良化確実気配で軽視禁物 |
| −○△○○○−−▲−○▲−○○ | × | トーヨーシアトル(6.5) | ♂5 | 松永昌(56) | +2.9 | ダートで大変身上昇度魅力 |
| −−−−−−×−−△−−◎−− | − | マイネルブリッジ(26.5) | ♂6 | 坂本(57) | +3.0 | 短距離でしかもダートでG1で |
| −−−−−−○△−−−−−−− | − | カネツクロス(19.1) | ♂7 | 的場(57) | +3.3 | ダートは準オープンまでの実績 |
| −−−−−−−−−−−−−−− | − | 地)マリンオーシャン(291.4) | ♂5 | 金井(56) | +3.7 | 入着すれば上出来の感 |
| −−−−−−−−−−−−−−− | − | 地)アカネタリヤ(227.7) | ♀6 | 藤江(55) | +4.1 | 地方でも人気中位の近走で |
| −−−−−−−−−−−−−−− | − | 地)エフテーサッチ(184.0) | ♀5 | 松井(54) | +5.1 | 川崎とはスピード違い過ぎて |
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単勝:シンコウウインディ1190円 複勝:シンコウウインディ260円・ストーンステッパー140円・バトルライン150円 馬連:シンコウウインディ&ストーンステッパー1570円 |
| ★レース回顧 | 意義深いダートG1戦!!! |
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JRAで初めて行われるダートのG1戦であるフェブラリーステークスは、
エ○研○ッ○初のダート戦でもあった。
昨年までならG1のタイトルには縁のなかったダートの実力馬達が顔を揃え、
実力伯仲のメンバー構成となった。
レースは、芝実績組を退けてダート適性の高い5歳馬が上位を独占する結果になり、
このレースを創設した意義を再確認することができた。 栄えある第1回の勝ち馬はシンコウウインディ。 4歳の1月にダート戦で新馬勝ちしたあとは、 3回続けて芝のレースを使われたものの500万下では勝つことはできなかった。 ところがダートに路線変更した途端に実力を発揮し始め、 ダート3戦目となったユニコーンSでは、 バトルラインの降着による繰り上がりとはいえ、重賞ウイナーとなるまでに出世した。 シンコウウインディは、ダート路線の充実の恩恵を最も受けた1頭であり、 競争馬として、さらには種牡馬としても活躍して、ダートの価値をますます高める役目を果たしてもらいたい。 クビ差の2着に敗れたストーンステッパーにも同様のことが言える。 デビュー後ダートで2連勝したあと、シンザン記念で芝適性を計るも11着と惨敗。 その後も計3回芝で試みたものの、一度も掲示板にすらのることができなかった。 4歳の秋になって、 ダートに特化したローテーションを組むようになってからは怒涛の4連勝を果たし、 この馬の本当の能力を発揮するようになった。 今日のストーンステッパーはG1で1番人気という栄誉に浴したが、 勝ちにいくために先に動いた分、シンコウウインディに差されてしまった。 エイシンワシントンの故障で気落ちしている熊沢騎手に、 久々にG1で勝たせたい気持ちが強かったが、再び僅差で敗れてしまった。 |
| ★予想回顧 | 複勝の明美記者、エ○研○ッ○初的中!! |
| 明美記者がエ○研○ッ○登場後2戦目にして、 ストーンステッパーの複勝で見事に初的中を果たした。 エ○研○ッ○創刊直前に行われた京都競馬場での競馬ツアーで、 複勝キラーの片鱗をみせていた明美記者であったが、 彼女らしい予想での的中は本紙としてなかなかうれしい。 ただ、実際には都築記者が予想しているという話もなくはない。 |