第90回京都記念(第93号)

京都・芝2200・晴良・1997年2月9日

年の始めのエ○研○ッ○は去年に続いて一騎打ち!!!
本紙の見解・・・ 「ナリタブライアン」vs「マヤノトップガン」のブライアンズタイム産駒の一騎打ちで幕を開けた去年のエ○研○ッ○(阪神大賞典)。 今年のエ○研○ッ○もSS産駒の一騎打ちで幕を開けることになりました。 「◎マーベラスサンデー」と「○ロイヤルタッチ」のどちらを本命にするかは、 斤量差もあって難しいところですが、 あいかわらず調教で強烈な走りを見せているマーベラスを上位とみました。 天気が悪くなって当日の馬場が極端にあれることさえなければ、 この2頭で固く収まります。
本紙予想・・(馬連)◎-○×6
的中者・・(単勝)石川(馬連)岡村・りむ

よ美博穴都雪綾櫃ひか明
め智文待築絵子石でや美

馬名(単勝オッズ)
騎手タイム発行時のコメント
−−▲−−−−−−−− ユウトウセイ(4.5) ♂8四位(57) 2.14.6絞れていれば気になる一頭
○○○○○◎○○○○○ ロイヤルタッチ(1.4) ♂5岡部(57) +0.3良ならマーベラスにひけとらず
−▲−△△△−−△▲▲ マルカダイシス(8.9) ♂5南井(56) +0.6連戦続きで調子下降気味も
−−−−−−−−−−− スキーワールド(61.0) ♂5古川吉(56) +0.8900万下の身で勇気の登録
−−×▲−×−−−◎− ザフォリア(21.9) ♂5藤田(56) +0.9一週前に一番時計のでき
−−−−−−−−−−− ギガトン(183.2) ♂5本田(56) +1.6ダートで昇級し芝適性疑問で
▲△−××−▲−−−△× イブキタモンヤグラ(10.1) ♂6角田(57) +1.7コース利いかして一角崩しも
−−△−−○−−−−− サンデーフラッシュ(39.8) ♂6熊沢(57) +2.0昨夏の調子に戻れば一泡
×−−−−−−−−−−× ファンドリリヴリア(44.7) ♂8村本(57) +2.3ワンパターンだが展開利見込め
−−−−−−−−−−− タニノオンパレード(267.4) ♂8河内(57) +2.5休養後は大敗続きで
−−×−−−−△▲−− シーズグレイス(39.9) ♀5武(54) +3.6同条件の女王杯で3着
◎◎◎◎◎−◎◎◎−◎ マーベラスサンデー(回避) ♂6 盾目標で負けられぬ立場

単勝:ユウトウセイ450円
複勝:ユウトウセイ120円・ロイヤルタッチ100円・マルカダイシス170円
馬連:ユウトウセイ&ロイヤルタッチ340円

★レース回顧 マーベラスサンデー蕁麻疹で回避!!
マーベラスサンデー出走情報により急遽発行の運びとなった京都記念号だが、 直前の金曜日になって蕁麻疹の症状が出たため無念の回避。 陣営もさぞかし無念であったろうが、本紙も等しく無念であった。 押し出された形の1番人気はロイヤルタッチ。 マーベラスに投じられるはずだった行き場のないお金が、 この馬に集まってしまったという感じで、 ぐりぐりの1番人気に支持された。

平均ペースの流れの競馬でロイヤルタッチは絶好位を折り合って進む。 直線に向いたところで早くも抜け出して横綱競馬か、、 と思ったところへ、じっくりとタメて乗られたユウトウセイが鋭く伸びてくると、 抵抗する間もなくあっさりと交わされてしまった。 デビュー後3連勝で一躍世代のトップクラスに評価されながらも、 その後はなかなか勝ち鞍に恵まれないロイヤルタッチ。 良血のイメージが先行していた同馬であるが、 そろそろ不遇な馬にイメチェンする気配がしてきた。

勝ったユウトウセイは金杯の轍はもう踏まないといった四位騎手の好騎乗で、 8歳にして見事に重賞初制覇を果たした。 この年齢にしては馬体も若くこのレースでまだ17戦目。 中距離路線では今後も主力級として活躍してくれることだろう。

★予想回顧 石川記者驚愕のデビュー!!!
昨秋のエリザベス女王杯で、 四位騎手に一目惚れしてしまった石川記者が本号でエ○研○ッ○デビュー。 狙いはとにかく四位騎手オンリー。 デビュー戦の今回は、脇目もくれずにユウトウセイの単勝1点予想だった。 コメントも「四位さん命!!あなたのゆうこが応援してるわ。」といった見事な簡潔さ。 これからも四位騎手とともに活躍してくれることを期待する。 また、同じく初登場のりむ記者も緒戦を見事に飾った。 新人のパワーが炸裂した今年の第1号であった。

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