第41回有馬記念(第92号) |
中山・芝2500・晴良・1996年12月22日
さらば○ノ○!!!○丸○でも元気に頑張れ!!! |
本紙の見解・・・ 秋のG1で好成績を残した馬がずらりとそろい、 さすが有馬と言わせる豪華な顔ぶれ。 スポーツ新聞に目を通しても、どの陣営も勝機ありの感触で、 さすがの本紙をしても自信をもって見出しに使える馬が見当たりません。 ということで、今回は本号をもってエ○研を去る博文記者を見出しに抜擢しました。 一応本命は「◎ロイヤルタッチ」にしましたが、 昨年の今ごろ書いた年賀状に「来年は武がロイヤルタッチで初めてダービーに勝つ」って書いたなあとふと思い出したのがその理由です。 |
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-× |
的中者・・(馬連)よめ・博文・ひで |
岡美穴よ博都雪綾櫃かひ大 村智待め文都絵子石やで当 |
本 紙 | 馬名(単勝オッズ) | 性 齢 | 騎手 | タイム | 発行時のコメント |
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△▲◎◎◎×−▲◎○◎○ | ▲ | サクラローレル(2.2) | ♂6 | 横山典(56) | 2.33.8 | 中山の荒れ馬場も味方して |
×−×○▲▲−−−−▲− | × | マーベラスサンデー(8.4) | ♂5 | 武(57) | +0.4 | 前走で格慣れして今度こそ |
−−−−−−−−−−−− | − | マイネルブリッジ(119.9) | ♂5 | 坂本(57) | +0.5 | 裏開催のエースのイメージで |
▲−△×△×−◎▲−△− | ◎ | ロイヤルタッチ(12.7) | ♂4 | 岡部(55) | +1.2 | 秋を越えてさらに上昇一途 |
−○▲−×△−−△◎−− | × | ヒシアマゾン(9.5) | ♀6 | 河内(54) | +1.2 | ゲート不安も完全復調で期待 |
−−−−−−−−−−−− | − | ダンスパートナー(46.2) | ♀5 | 四位(55) | +1.4 | 実力ひけとらぬが細化懸念 |
−◎○△○◎△△×▲−− | ○ | マヤノトップガン(5.9) | ♂5 | 田原(57) | +1.5 | 昨年より順調なら連覇濃厚 |
−−−−−−−−−−−− | − | カネツクロス(34.1) | ♂6 | 的場(56) | +1.8 | 惨敗続きで推しづらく |
−−−×−−−−−−−− | − | ホクトベガ(31.3) | ♀7 | 藤田(54) | +2.2 | 有馬初挑戦とは思えぬ貫禄 |
◎△×▲×○○○−−○− | △ | ファビラスラフイン(9.4) | ♀4 | 松永幹(53) | +2.3 | ひょっとして化け物かも・・・ |
−−−−×−−−○−−◎ | − | タイキフォーチュン(16.9) | ♂4 | 柴田善(55) | +2.7 | 秋3戦では最高の状態で |
○−×−−−−−−注−− | × | マルカダイシス(30.1) | ♂4 | 熊沢(55) | +2.9 | 秋緒戦500万下から急上昇 |
−−−−−−×−−−−− | − | エルウェーウィン(71.8) | ♂7 | 南井(56) | +3.4 | 前走復活で気になる一頭 |
−−−−−−◎−−△−− | − | ジェニュイン(32.0) | ♂5 | ペリエ(57) | +3.4 | 出るかペリエマジック |
単勝:サクラローレル220円 複勝:サクラローレル130円・マーベラスサンデー220円・マイネルブリッジ1930円 馬連:サクラローレル&マーベラスサンデー900円 |
★レース回顧 | このメンバーでこの着差!!現役最強サクラローレル!!! |
天皇賞で「最高に下手に乗ってしまった」横山典騎手が、
名誉復活をかけて臨んだ有馬記念。
この馬の置かれている立場を考えると、
第3位というファン投票でのランキングにはちょっと納得がいかないが、
当日の単勝オッズは堂々の第一位。
現役最強を自負するスタッフのためにも、
そして応援してくれるファンのためにも有馬記念は勝たなければならなかった。 一方、マーベラスサンデー陣営も天皇賞の雪辱戦に燃えていた。 初めてのG1挑戦であった前走の天皇賞では、 他の超一流馬達には力負けした内容。 「G1ではやや足りないのでは」という汚名を払拭するためにも、 このレースで無様な競馬はできなかった。 レース序盤はカネツクロス、マヤノトップガン、ファビラスラフインが先行し、 マーベラスサンデーやサクラローレルはその直後をつける隊列。 レースが動いたのは3コーナーの地点であった。 内で包まれ気味であったローレルを見て、武騎手は一気にスパートをかけたのである。 武騎手がたまに使うこの戦法で、4コーナーでは早くも先頭に立ったマーベラスサンデー。 そのまま押し切る態勢に入ったかと思ったそのとき、 いつの間にやら外に持ち出されていたサクラローレルが、 マーベラスサンデーをはるかに上回る脚色で伸びてきた。 結果はサクラローレルの2馬身半差の圧勝。 あらためて現役最強馬の力を見せつけてくれた。 |
★予想回顧 | 博文記者エ○研で有終の美を飾る!!! |
エ○研勤務最後の予想となった博文記者は見事に的中。 頭角を現す前からローレルの実力を強調し、 900万下時代からマーベラスの力を認めていた彼にとっては、 このレースの予想なんて、赤子の手をひねるようなものであったに違いない。 われわれに競馬を伝道してくれた博文記者がエ○研を去るのは寂しいが、 エ○研○ッ○には今後も変わらず登場。 関東在住記者として今後も実力を発揮して欲しいと思う。 |