第30回スプリンターズS(第91号) |
中山・芝1200・晴良・1996年12月15日
もうシルバーコレクターとは呼ばせないぜ!! |
本紙の見解・・・ ナイスネイチャの有馬記念3年連続3着は有名ですが、「◎ビコーペガサス」も目下、 1200メートルのG1レース3走連続2着の記録(?)更新中。 1200メートルのG1は、中山・中京といった直線の短いコースで設定されているため、 追い込み脚質の同馬には試練になっています。 しかし、今回は頭数も手ごろでチャンス到来!!。 しかも雪絵記者がちょっと弱気のコメントで本命とあれば鬼に金棒。 本紙も最近予想は不調気味。 ここらでランクアップして有馬でスパークしたいものです。 |
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-× |
的中者・・(馬連)岡村・美智・博文・都築・よめ・雪絵 |
岡穴美博都よ雪綾櫃かひ大 村待智文築め絵子石やで当 |
本 紙 | 馬名(単勝オッズ) | 性 齢 | 騎手 | タイム | 発行時のコメント |
---|---|---|---|---|---|---|
○◎◎◎◎○○△◎○△○ | ▲ | フラワーパーク(2.3) | ♀5 | 田原(55) | 1.08.8 | 上昇度抜群で好勝負必至 |
◎△○△▲◎△−−▲−− | − | エイシンワシントン(6.5) | ♂6 | 熊沢(57) | +0.0 | スピード最上位も連闘直後で |
×−△○×−−−−−−− | × | シンコウキング(11.2) | ♂6 | 岡部(57) | +0.8 | 久々の距離だが終い勝負で |
−○−××−−◎▲×○− | ○ | ヒシアケボノ(9.3) | ♂5 | 角田(57) | +0.9 | 今回は絞れたようで勝機 |
−−−××−−▲−△▲◎ | △ | スギノハヤカゼ(11.7) | ♂4 | 田島裕(55) | +1.1 | 馬場状態に注文つくタイプで |
−−−×−−−−−−−− | − | トーヨーロータス(36.9) | ♂4 | 柴田善(55) | +1.2 | 来年に向け何かを掴みたい |
▲▲−▲○▲◎−△◎−▲ | ◎ | ビコーペガサス(5.3) | ♂6 | 的場(57) | +1.4 | 少頭数なら紛れなく台頭 |
−−▲−−−−○○−◎− | × | サクラスピードオー(10.4) | ♂4 | 横山典(55) | +1.5 | 初距離だが馬体戻って妙味 |
△−−−−−−−−−−− | − | ノーブルグラス(32.0) | ♀6 | 佐藤哲(55) | +1.6 | ここに入ると一枚落ちの感 |
−−−−△−−−−−−− | × | フジノマッケンオー(27.6) | ♂6 | 蛯名正(57) | +1.9 | 折り合いついて切れも復活 |
−−−−−−×−−−−− | − | ニホンピロスタディ(82.5) | ♂5 | 小林徹(57) | 中止 | 体絞ってワシントンとハナ切勝負 |
単勝:フラワーパーク230円 複勝:フラワーパーク130円・エイシンワシントン220円・シンコウキング230円 馬連:フラワーパーク&エイシンワシントン750円 |
★レース回顧 | 鼻の皮一枚の死闘!! |
3番手づけをしていたニホンピロスタディが、3コーナーを過ぎたところで故障を発生して急停車。
このアクシデントもあって、
実質的にはニホンピロより前を走っていたエイシンワシントンとフラワーパーク2頭の競馬になってしまった。
直線ではこの両馬が激しく競り合って、全く並んだ態勢でゴールイン。
12分もの長い長い写真判定の結果、
フラワーパークが高松宮杯に続いて6ハロン戦を制し、
今年の最優秀スプリンターの座を不動のものにした。 公表された判定写真を目を凝らしてみても、 両馬の着差は判然としないほどの際どい勝負。 写真を引き伸ばしての微妙な判定が行われたようだ。 伝えられるところでは、その差はわずか1センチ相当だということである。 敗れたエイシンワシントンには気の毒としか言いようがない。 心情的には無冠のワシントンの方に勝たせてあげたかった。 CBC賞でこの2頭に激しく抵抗したマサラッキ。 この馬も出てきていれば良い競馬ができたのではないか。 来年が楽しみである。 |
★予想回顧 | ランキング上位記者が軒並み的中!!! |
96年も押し迫ってきて、最終ランキングが気になる今日このごろ。
各記者の予想にもランキングを意識したものが多く見られた。
ランキング上位の記者は、人気サイドから手広い予想。
下位の記者は絞り込んで、しかも少し穴っぽいところで上位進出を狙った予想といった具合である。 結局は、上位記者が軒並み的中し、 上位と下位の格差が広がる結果に終わった。 岡村記者は馬連で的中したものの、 大好きなワシントンの単勝もゲットしたかったことであろう。 |