第48回朝日杯3歳S(第90号)

中山・芝1600・晴良・1996年12月8日

先週が東の豊なら今週は西の豊とランニングゲイル!!
本紙の見解・・・ 本来なら「◎ヒダカブライアン」で決まりの予定でしたが、 ちょっと前に剥離骨折で戦線離脱。 決定的な軸馬がいないとあっては、本命選びにてこずります。 どうせなら実際に見たことある馬を応援しようという心情から「◎ランニングゲイル」を抜擢。 この馬は競馬ツアーを行ったエリザベス女王杯の日に、 京都3歳Sで見事にレコード勝ちした馬です。
本紙予想・・◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-×
的中者・・(馬連)岡村・都築・よめ・雪絵

穴美博綾櫃都よ雪かひ大
待智文子石築め絵やで当

馬名(単勝オッズ)
騎手タイム発行時のコメント
−○○−−◎◎◎▲▲− × マイネルマックス(4.4) ♂3佐藤哲(54) 1.36.3重賞2連勝で○市の鏡
○−−×△−△▲○−−− オープニングテーマ(22.3) ♂3小池(54) +0.1ダート短距離だが圧勝続き
×▲×−○−−−◎−− × エアガッツ(14.5) ♂3横山典(54) +0.1芝向きタイプのライアン産駒
◎−△−◎−×−△−− ランニングゲイル(7.5) ♂3武(54) +0.2距離伸びて頭角表す近走
−−−−×−−▲−−− × ダストワール(55.9) ♂3河内(54) +0.4血統的にはダート巧者
×−−○×−−−−◎▲ スターマイサドル(13.7) ♂3柴田善(54) +0.4小柄な馬だがSS産駒
−−−−−−−−−−− パーソナリティワン(46.7) ♂3徳吉(54) +1.0距離伸びてこのメンバーで
−−−−▲−−−−−− ダイワウエスト(25.5) ♂3的場(54) +1.1良馬場で先行が希望
−−−−−−−−−−− キタサンフドー(71.5) ♂3芹沢(54) +1.1前走あまりにも走らず
−−−−−−−△−−− ハコネバンジョー(132.9) ♂3中舘(54) +1.4抽選馬限定なら鬼強
−−−−−−−−−−− テイエムキングオー(43.1) ♂3田島裕(54) +1.6前走圧勝も馬体減り不安
−−−−×▲−−−−− ハセノガルチ(38.7) ♂3江田(54) +2.1新潟戦では常に1番人気
×◎◎−−○×−○−◎ セイリューオー(7.2) ♂3横山賀(54) +2.23戦無敗の実績は最上級
−−−−−−−−−−△ ポートブライアンズ(62.7) ♂3和田(54) +2.4馬込みでの競馬が課題か
−−−◎△−○−−○○ クリスザブレイヴ(3.6) ♂3吉田(54) +2.5姉フサイチカツラの血統
▲−▲▲−−△−−−− アサカホマレ(7.1) ♂3角田(54) +3.7右回りで真価問われる

単勝:マイネルマックス440円
複勝:マイネルマックス190円・オープニングテーマ520円・エアガッツ430円
馬連:マイネルマックス&オープニングテーマ6330円

★レース回顧 今年は「○市」馬の当たり年!!
出走馬16頭中、前走を勝ってここにのぞんだ馬が11頭。 それ以外にも重賞で上位入線を果たしていた馬が多く、 粒ぞろいのメンバーが揃った今年の朝日杯3歳S。 拮抗したメンバー構成にふさわしく、レースは激しいものとなった。 前半はアサカホマレがすっ飛ばしてハイペースの流れを作り、 この馬がバテて下がっていくと、 交わしたオープニングテーマがこのペースを持続する展開。 本来なら差し有利の流れであるが、 今の中山の馬場は荒れているためそんな悠長なことは言ってられない。

この厳しい流れの中で抜け出したのはマイネルマックス。 佐藤哲騎手はG1初制覇である。 かなり際どいプレイもあって3万円の過怠金の制裁を受けたが、 よほど感激したのか表彰台の上で男泣きしていた。 阪神3歳Sで2着に入ったシーズプリンセス同様、この馬も「○市」馬である。 母の父がハイセイコーというのもなかなか渋い。

1〜5着までは差がなく、流れ一つでどうにでも変わりそうな着順。 オープニングテーマは終始前々で競馬しながら2着に踏みとどまっており、 ただのスピード馬ではないことを証明した。 勝ち馬に進路をふさがれて不利を受けたランニングゲイルもひるまずに伸びてきた。 実力的には勝ち馬と同等評価してよいであろう。

★予想回顧 馬連63.3倍を4人も的中!!
この難解なレースをなんと4名もの記者が的中させた。 『3歳戦では騎手の乗り替わりのない馬に見どころあり』という着眼点で見事に的中させた岡村記者はついにトップに浮上。 実力者都築記者は秋G1初的中で8位→4位、 2週連続的中のよめ記者は9位→6位、 ◎マイネルマックス○オープニングテーマという完璧な予想の雪絵記者は10位→7位にランクアップ!!。 ちなみに雪絵記者は今回も弱気なコメントでした。

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