第16回ジャパンカップ(第88号) |
東京・芝2400・晴良・1996年11月24日
JCの栄光は久々に太平洋を越えて南半球に!! |
本紙の見解・・・ 話題性の多い外国馬の参戦。 特に「エリシオ」は4歳で凱旋門賞を楽勝した実績で注目の的。 来年も現役続行の予定で、本気で勝ちにきているようです。 オーストラリアの英雄(去勢しているけど)「◎セイントリー」も現地のマスコミを多数引きつれて東京入りしており、 期待度の高さがうかがえます。 でも外国馬の評判が高いときほど、意外に健闘しているのが最近の日本調教馬の実績。 本命「◎セイントリー」以外はすべて日本馬で固めてみました。 日本馬の中ではG1緒戦がいまいちだった馬の立ち直りに期待して「○カネツクロス」「▲ヒシナタリー」を応援します。 |
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、○-▲ |
的中者・・(複勝)雪絵・ひで |
美博穴岡綾櫃都雪よかひ大 智文待村子石築絵めやで当 |
本 紙 | 馬名(単勝オッズ) | 性 齢 | 騎手 | タイム | 発行時のコメント |
---|---|---|---|---|---|---|
−×−−−○−−−○▲▲ | − | 英)シングスピール(7.6) | ♂5 | デット(57) | 2.23.8 | 騎手魅力で思わず買い |
▲−−▲△−△−×−−− | × | ファビラスラフイン(17.1) | ♀4 | 松永幹(53) | ハナ | 血統的にはこなせる距離 |
−○◎−▲△◎◎◎−◎○ | − | 仏)エリシオ(3.4) | ♂4 | ペリエ(55) | 1+1/4 | 他馬の目標にされる脚質 |
−−−−−−−−−−−− | − | 英)ストラテジックチョイス(37.0) | ♂6 | クィン(57) | 同 | 浮上するなら道悪で |
−−−−−−−−×−−− | − | 米)アワッド(24.2) | ♂7 | マッキ(57) | クビ | 着狙い的な近走の競馬 |
−−−−−◎−○−−△− | △ | タイキフォーチュン(12.1) | ♂4 | 柴田善(55) | 1+1/2 | 絶好調櫃石記者の推奨馬 |
−−−−−−−△−×−− | ▲ | ヒシナタリー(47.2) | ♀4 | 角田(53) | クビ | 秋華賞よりはるかに順調 |
−−△△−×−−−◎−△ | − | 英)ペンタイヤ(6.8) | ♂5 | ヒルズ(57) | アタマ | 凱旋門よりJCを照準に |
−−−−−×−−−▲−− | − | 米)フラッグダウン(48.6) | ♂7 | サント(57) | 2 | 今年のアメリカ馬は弱い |
△−−◎−▲×−−−−◎ | − | ダンスパートナー(13.6) | ♀5 | 四位(55) | 5 | 中1週の長距離輸送は |
−−−−−−×−−−−− | − | ゴーゴーゼット(70.0) | ♂6 | 村本(57) | クビ | 前走後反動あって厳しい |
−−−−−−−−−−−− | − | ユウセンショウ(66.8) | ♂5 | 河内(57) | 3+1/2 | コース適性高いものの |
◎◎▲○◎−▲×○△○− | × | バブルガムフェロー(3.7) | ♂4 | 岡部(55) | 3 | 恐らくピークの仕上げで |
−▲×−−−−−−−−− | ○ | カネツクロス(29.6) | ♂6 | 的場(57) | クビ | 前走大敗も展開不向きで |
−−−−−−−−△−−− | − | サクラケイザンオー(37.1) | ♂4 | 横山典(55) | 大 | 挑戦者として精一杯に |
○△○−○−○−▲−−× | ◎ | 豪)セイントリー(取消) | せ5 | ビード(57) | − | オセアニアでブライアン的存在 |
単勝:シングスピール760円 複勝:シングスピール210円・ファビラスラフイン360円・エリシオ150円・ストラテジックチョイス560円 馬連:シングスピール&ファビラスラフイン5100円 |
★レース回顧 | 日本調教馬も上位は全部外国産馬!! |
今年ほど外国調教馬のレベルの高さを感じたことはない。
有力視されていたシングスピールやエリシオだけでなく、
適性が疑問視されていた馬までも上位に入線。
対する日本調教馬は、上位に入ったのは4歳の外国産馬ばかりで、
内国産馬はまったく歯が立たないという残念な結果に終わった。 勝ったシングスピールは馬同様に鞍上も魅力的。 今年絶好調のデットーリ騎手が、日本でも超一流ぶりを見せつけてくれた。 中間の熱発のアクシデントを克服したスタッフも、馬&鞍上同様に超一流だ。 ファビラスラフインは大健闘であった。 4歳牝馬がこのレースに挑戦したことだけでも敬意を表するところだが、 ハナ差の2着に食い込みあわや大金星。 松永幹騎手の「3点差でリードしていたら逆転満塁ホームランを打たれたような気持ち」というコメントが彼の無念さを表している。 日本代表として人気を集めたバブルガムフェローは、全く見せ場なく13着と大敗。 前走の天皇賞の激走で燃え尽きてしまったのであろうか?。 あまりにも負けすぎであり、今後が少し心配だ。 セイントリーは、父スカイチェストと2代続けてJC感冒取り消しという不運。 有力視されていただけに非常に残念だ。陣営もさぞかし無念であろう。 |
★予想回顧 | 本紙棚ボタのランクアップ!! |
エリシオとバブルガムフェローに人気が集中したため馬連の的中者はなく、
雪絵記者とひで記者がエリシオの複勝をゲットしたのみにとどまった。 本紙本命のセイントリーは、感冒のため枠順発表後に出走取り消し。 セイントリー流しの予想を重視していたため、本紙の買い目はほとんど消滅してしまった。 しかし、収支が肉薄していた綾子記者が的中できなかったため、 本紙は収支で綾子記者を追い抜き棚ボタでランクアップ。せこいぜ!!。 |