第13回マイルチャンピオンシップ(第87号)

京都・芝1600・晴良・1996年11月17日

難解極める混戦をぶっちぎってくれ肉弾丸!!!
本紙の見解・・・ 1000メートルを55秒9、1200メートルを1分7秒4。 いくら今の淀の馬場が速いといっても、 スワンステークスの途中計時は常識を超えた速さでした。 NHKマイルカップでハイペースに巻き込まれて沈んだファビラスラフインは、 この秋見事に復活。 「◎ヒシアケボノ」も前走の走りだけから軽く扱うことが俺にはできません。 問題視される馬体重も、当日多少でも絞れてくれば、 昨年暮のスプリンターズSから見れば成長分とみなせる範囲内。 前走よりも2キロ軽い負担重量も味方しそうです。
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-×
的中者・・(馬連)美智・博文・櫃石・雪絵・大当

岡綾博櫃都よかひ雪大
村子文石築めやで絵当

馬名(単勝オッズ)
騎手タイム発行時のコメント
◎−▲◎−×▲−△▲ × ジェニュイン(4.9) ♂5岡部(57) 1.33.8前走急仕上げで上積み大
×−−◎△▲−−××◎ ショウリノメガミ(12.9) ♀6河内(55) 1/2注文多く取捨に悩む
−−−−−−−−−− エイシンワシントン(89.9) ♂6熊沢(57) クビ調教不足で勝算乏しい
×○−−▲−−−−○− ドージマムテキ(28.0) ♂7村本(57) クビ折り合えば不気味な一頭
−△−−−▲−▲−− サクラスピードオー(14.6) ♂4横山典(55) クビ前走で逃げ以外の新味
△−○×◎−△−−− シンコウキング(11.8) ♂6蛯名正(57) クビ能力高いが連闘不安で
−−−−−−−−−− ビッグショウリ(56.6) ♂5塩村(57) クビ速い芝では厳しい
−−−−−◎○◎−○ スギノハヤカゼ(6.9) ♂4田島裕(55) ハナ叩いた古馬は手強いぞ
−◎×○−○◎○◎△ ビコーペガサス(5.0) ♂6的場(57) 1/2勝てもせぬが大敗もせず
−−−×−−−−−− シェイクハンド(58.9) ♀5松永幹(55) 2万馬の立役者の復活期待
−−−−−−−−−− × ナリタキングオー(33.2) ♂5田原(57) 1/2体質強化で復活の気配
−−−−−−−−−− クラウンシチー(63.8) ♂7菊沢徳(57) 3輸送に不安で相手も強化
−−−−−−−−−− ニホンピロプリンス(91.2) ♂8小林徹(57) クビ最近の凡走は衰えか?
▲○△−○−−△−× フジノマッケンオー(9.2) ♂6武(57) 1+3/4折り合っての末脚は非凡
×−▲−−−×−−−× ヒシアケボノ(8.0) ♂5角田(57) 1+1/2種馬のような雄大な体躯
−−−−−−−−−− ビコーアルファー(90.6) ♂7大塚(57) 1+1/4前走後爪負傷のアクシデント
−−−−−△−−−− × エイシンガイモン(10.9) ♂4藤田(55) 4早熟の懸念は払拭か
−−−−−−−−−− ハギノリアルキング(107.3) ♂7南井(57) クビ鳴尾記念のための叩き

単勝:ジェニュイン490円
複勝:ジェニュイン220円・ショウリノメガミ490円・エイシンワシントン2260円
馬連:ジェニュイン&ショウリノメガミ2980円

★レース回顧 岡部ってやっぱりすごいねぇ〜!!!
デビュー以来初めて関西圏にやってきたジェニュインが、初めての輸送を克服して見事に勝利。 皐月賞に続いてG1レース2勝目をあげた。 天皇賞で14着と大敗した後だけに、 この馬が1番人気に支持されたことは少し意外であったが、 それだけ今年のメンバーは、例年に比べてやや手薄だったということであろう。

ショウリノメガミという馬は、何かと注文の多い馬というイメージが強い。 追い込み一辺倒の脚質がそう思わせるのだが、 今日は河内騎手が見事に馬群を捌いて2着にもってきた。 インからスルスルっと伸びてきた末脚は印象的であった。

エイシンワシントンがよみがえった。 最近10着にも入れない凡走が続いていたため、 すでにピークは過ぎたという評価が衆目の一致するところであった。 今日の単勝オッズは89.9倍。18頭中の15番人気がそれを物語っている。 絶好調時ですら、マイルは長めと言われていただけに、 今日の快走はワシントンの新味を見せつけられた感がする。 今後のレースぶりが多いに注目される。

★予想回顧 中穴ゲットで美智記者トップに!!!
難解なレースであったが、5名の記者が見事に的中した。 菊花賞で大手柄だった美智記者が今週もスパーク。 ダービー以来トップに君臨していた穴待記者を引きずりおろして、 ついにランキングトップに躍り出た。

博文記者・櫃石記者・雪絵記者・大当記者も的中!!。 博文記者は6位→2位、雪絵記者は12位→9位へとランプアップ。 櫃石記者、大当記者も上位に接近した。

なお、本紙はヒシアケボノに◎を打ったものの、 当日の馬体重を見て予想を変更。 『コメントが弱気の時の雪絵記者』の格言にしたがって、 雪絵記者の買い目のまま購入してゲット!!。 本当に感謝しています。

back