第21回エリザベス女王杯(第86号) |
京都・芝2200・曇良・1996年11月10日
姉ちゃん!!おいらのぶんまで頑張ってくれ!! |
本紙の見解・・・ 4歳馬よりも古馬を重視しました。 牡馬との激しい戦いで揉まれてきた「◎ダンスパートナー」「○ホクトベガ」「▲ブライトサンディー」と4歳馬の実力は、 2キロの斤量差があっても埋まらないであろうとの判断からです。 レース形態の変更をふまえ、昨年は菊へ向かった「◎ダンスパートナー」。 隠れ女王杯馬から真の女王杯馬へ脱皮するときがついにやってきました。 姉弟での連続G1制覇の偉業達成です。 弟は栄光の日から4日目に屈腱炎との悲しい知らせ。 お姉ちゃんの方は無事に走って欲しいです。 |
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×、◎-× |
的中者・・(単勝)岡村(馬連)本紙・岡村・綾子・よめ・ひで |
穴美博岡綾櫃都かよ雪ひ大 待智文村子石築やめ絵で当 |
本 紙 | 馬名(単勝オッズ) | 性 齢 | 騎手 | タイム | 発行時のコメント |
---|---|---|---|---|---|---|
○○○◎◎▲◎○○−◎○ | ◎ | ダンスパートナー(2.4) | ♀5 | 四位(56) | 2.14.3 | 放牧の効果大で弟に続け |
▲−△△▲×−−▲−▲△ | △ | フェアダンス(8.3) | ♀5 | 藤田(56) | 頭首 | スムースな競馬なら伏兵以上 |
−−−−−−−−−−−− | − | シーズグレイス(53.7) | ♀4 | 福永(54) | 1/2 | 実力下位は否めぬところ |
−−−注−◎−×−−−◎ | ○ | ホクトベガ(8.5) | ♀7 | 的場(56) | アタマ | やはり輸送は懸念材料 |
−−−−−−−−−−−− | − | スプリングバンブー(125.1) | ♀7 | 幸(56) | アタマ | これを最後に繁殖入り |
×−−−−−−−−−−× | − | シャイニンレーサー(43.5) | ♀6 | 松永幹(56) | 1/2 | 前走見せ場なく気がかり |
−−−−○−△◎×−−− | − | ヒシアマゾン(9.0) | ♀6 | 中舘(56) | A降着 | 無様な姿は見たくない |
△▲×○−○▲×△○○− | × | エリモシック(9.3) | ♀4 | 河内(54) | 1+3/4 | 勝ち鞍すべて2200で勝機あり |
−−−−−−−−−−−− | − | アローアゲイン(95.9) | ♀5 | 佐藤哲(56) | アタマ | 夏の上り馬、父トニービン |
−−−−−−−−−−−− | − | レインボークイーン(43.0) | ♀4 | 本田(54) | 1/2 | さすがにもう上積みは |
−−−−−−−−−×−− | × | ケイエスミラー(54.1) | ♀5 | 南井(56) | クビ | 出走を強く願う高橋成師 |
◎◎▲−△△−▲◎◎×▲ | ▲ | ブライトサンディー(7.5) | ♀5 | 横山典(56) | アタマ | 蕁麻疹で狂ったローテ |
×−×▲−−−××△−− | × | ロゼカラー(11.9) | ♀4 | 武(54) | クビ | 距離延長歓迎で虎視耽々 |
−−−−−×−−−−−− | − | ホマレノクイン(140.7) | ♀7 | 田島裕(56) | クビ | 新潟で好走展開はまれば |
×−◎−−×○△−−△× | × | サイレントハピネス(14.8) | ♀5 | 橋本広(56) | ハナ | 記憶に残るローズSの末脚 |
−−×−−−−−−−−− | − | タックスヘイブン(82.3) | ♀6 | 小島(56) | 大差 | 4歳春はクラシック級の評価 |
単勝:ダンスパートナー240円 複勝:ダンスパートナー130円・フェアダンス210円・シーズグレイス1150円 馬連:ダンスパートナー&フェアダンス960円 |
★レース回顧 | 隠れ女王杯馬から真の女王杯馬へ!! |
昨暮れの阪神牝馬特別以来、
常に牡馬の超一線級に混じって差のない競馬を続けてきたダンスパートナー。
マーベラスサンデーに0.1秒差という前走の好内容を裏づける今日の勝利であった。
前が詰まってひやっとした場面もあったものの、
先週の弟とほぼ同様のコースどりできっちりと差し切った。 安田記念10着以来の競馬となったヒシアマゾンが見事に復活した。 スタート前のゲートでのアクシデント、ゴール直前での斜行と今日は御機嫌斜めの様子であったが、 久々に『強い』と思わせるレースを見せてくれ嬉しかった。 フェアダンスも強かった。 逃げたシーズグレイスが3着に残った先行有利の展開ながら、 後方から怒涛の追い込みをみせ2着を確保。 藤田騎手によると発走直後に落鉄していたとのこと。 それがなければ突き抜けていたかもしれない。 フェアダンスよりさらに後方からの競馬となったホクトベガも、 上り一番時計の33.7の末脚で4着に入線。 中央の芝でも十分こなせる能力をあらためて見せてくれた。 |
★予想回顧 | 岡村記者、単勝&馬連ダブルでゲット!! |
今日はエ○研○ッ○競馬ツアーが開催された。
ヒシアマゾンの降着で笑った記者もいれば泣いた記者もいて、
レース確定時は悲喜こもごもの風景が見られた。 岡村記者は単勝&馬連をダブルでゲットして5位→3位にランクアップした。 ダンスパートナーに全幅の信頼を寄せ、単勝とパートナー流しの馬連という完璧の予想であった。 ただ、アマゾンは買い目に入っていなかったため、 馬連に関してはアマゾン降着の恩恵を受けた形。 審議結果発表のときの「歓喜の舞」が目から焼きついて離れない。 綾子&ひで記者も仲良く×2で的中。 それぞれ6位→4位、12位→11位にランクアップ。 綾子記者はアマゾンの馬連もおさえてあり、なかなかのものである。 |