第44回京都新聞杯(第82号)

京都・芝2200・晴良・1996年10月13日

成長力問われるこの一戦!!頑張れ岡部とロイヤルタッチ!!!
本紙の見解・・・ 奇跡のダービー馬「フサイチコンコルド」の直前の回避で主役に押し出された「△ダンスインザダーク」だが、 今一つ煮えきらない武のコメントから仕上げ途上であると判断。 本命にはダンスとの直接対決で勝ち越している「◎ロイヤルタッチ」を指名した。 ただ、確勝ぐりぐりの本命というわけではなく、 2着以内に入る確率の最も高そうな馬という弱気の本命である。 「ミラクルドラゴンズ」はならなかったが、 「○カシマドリーム」はけっこうありそうな感じで対抗評価(この部分野球とサッカーの話です。念のため)。
本紙予想・・(馬連)◎-○、◎-▲、◎-△、◎-×、◎-×
的中者・・(複勝)雪絵(馬連)穴待・博文・綾子・岡村・かや

穴博櫃都綾岡大ひ
待文石築子村当で

馬名(単勝オッズ)
騎手タイム発行時のコメント
◎○▲◎◎◎−◎ ダンスインザダーク(1.9) ♂4武(57) 2.14.1風格はG1ホース
▲◎△−△○−− カシマドリーム(9.3) ♂4的場(57) 3/4東の刺客、的場も好感触
○△×○×△◎− ロイヤルタッチ(5.1) ♂4岡部(57) 1/2中間順調で兄弟制覇も
×−−−×−−− メイショウジェニエ(33.9) ♂4河内(57) クビ前走かかって大敗
△▲○▲▲▲○○ イシノサンデー(5.5) ♂4四位(57) 1+3/4叩2走目皐月賞馬の意地
−−−−−−−− サンキョウシュート(96.7) ♂4芹沢(57) 2(回避の誤情報により不掲載)
−−◎−−−−▲ × フサイチシンイチ(34.9) ♂4田原(57) 1/2権利取りに自信の陣営
××−−−−▲△ × ロングカイウン(10.8) ♂4角田(57) ハナ上り馬で菊出走を願う
×−−−○−−− チアズサイレンス(60.6) ♂4熊沢(57) 4イレコミ具合が取捨のポイント
−−−−−−×−− ホーリースピリット(146.2) ♂4石橋(57) 2+1/2前走感冒で数日休む
−−−−−−×−−× × ハギノハンター(106.8) ♂4南井(57) 5実績は2−2−2−2

単勝:ダンスインザダーク190円
複勝:ダンスインザダーク110円・カシマドリーム200円・ロイヤルタッチ160円
馬連:ダンスインザダーク&カシマドリーム860円

★レース回顧 ターゲットは淀のG1!!ダンス姉弟視界良し!!
ダービーで無念の結果に終わったダンスインザダークが、 菊に向けて好発進をした。 最終追いきり後の武騎手のコメントからは、良化途上の印象であったが、 それでも差し切ったあたりがこの馬の地力なのであろう。 メンコを着けたためか、今日はカリカリする場面も少なく、 スローペースでも流れに乗れたのは菊に向けて好材料である。

2着は関東馬カシマドリーム。 ダンスよりも後ろの位置につけ、 ダンス以上の上りタイムでメイショウジェニエとともに伸びてきた。 的場騎手の「好感触」とのコメントを裏付ける結果となったが、 それにしても2着の多い馬だ。

ロイヤルタッチは、兄ウイニングチケット同様にカッカしながらの競馬。 本番では、さらにペースが遅くなることが予想されるため、 課題が残ったように感じる。 しかし、岡部騎手の評価は「馬の雰囲気は良くなってきている」という高いものであった。

★予想回顧 岡村記者、馬連1点で的中!!!
安田記念以来的中のなかった岡村記者が、馬連1点で的中。 サンデー産駒の争いに割って入るのは、 ダービーで無念の回避の憂き目にあったカシマドリームという見事な読みである。 ただ残念なことに、本当の購入馬券ではこの買い目を外してしまったのが惜しまれる。

久々に多くの記者が的中させ、ランキングの変動も活発であった。 岡村記者は一気に7位から2位に浮上し、 かや記者も9位から8位へ。 また、大当記者から引退勧告受けた雪絵記者は、 ひで記者を抜いて最下位を脱出しただけでなく、件の大当記者も飛び越して10位に浮上。

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