鉄の処女といってもメイドロボじゃないよ




明治大学内にある刑事博物館、ここは勉学にいそしむ学生、本屋に入り浸るヲタク、
ナンパ用具スポーツ店で賑わうお茶の水の中でも、空白地帯のように落ち着いた感じである。
本来は研究用の大学内の施設であるため、一般人入れないと思っている人が多いようだが、
こう言う施設は意外と入館が自由だったりする。このての街中の博物館は涼しいし、
落ち着くので、人ごみに疲れたときの休憩にもちょうど良いよ。

せっかくだから併設されている民俗学の資料館にも行ってみる。
実はこれも結構面白い。

いきなりこんなものが、全長500mm。これは吉野ケ里遺跡から発掘された
世界初の大人の玩具で世界的に見ても大変貴重な資料である。
世界に誇る日本のハイテク(大人)玩具のルーツもここにあったのだ。
というのは大嘘、実際は偶像崇拝の神器みたいである。
しかし性器に対する崇拝というのはインドを起源とするようですが、
性の快楽を禁卑とするキリスト教圏とちがい、日本では現代でも見られる風習で、
お祭りなんかでかいナニやナニが神輿に乗っていたりするのを、
外国人が面白がっている話を聞くことがある。
秘法館にあるようなものも決しておふざけではなく
立派なバックボーンがあるのだ(本当か?)

続いてはバンドック、ではなくてそのモチーフの土偶である。
土偶は良く宇宙人を模して作られたという話があり、
SFのモチーフにも良く使われるが、実際は妊婦を模したものというのが
通説になっている。が中にはこれがダッチワイフとして機能していたという
説もまじめに研究されているそうである。
ちょうど今の美少女フィギュアのような扱いかもしれない。
だとしたら現代の文明が滅び去った後、ヲタクものだけが遺跡として残ったら
(何せヲタクは鑑賞、布教、保存と3つはとっておくから)
その遺跡を見つけた宇宙人達が20世紀末から宇宙人の来訪が頻繁にあったらしい、
巨大な目を持っていたり、動物の耳を持つなど
当時の人類とは明らかに生態構造の異なる生物を模した遺跡が発掘されている。
なんて報告が出るのだろうか。

 
 

刑事博物館編
ここからは道具の使い方を示したフィクションです。

あらすじ
20XX年世界は児ポ禁法の闇に包まれた。
文化矯正隊の襲撃を受けたオレは貴重なエロゲーを持って逃走を試みるも
ついに囚われに身になってしまった。そこでオレをまっていたのは
「エンゼルコップ」や「皇帝のいない8月」のような拷問だった。

「これは貴様のものだな、これが非合法の品だということは知っているな?
こんなもののせいで、現実を見ず妄想に逃げ込む輩をのさばらせるのだ、
貴様、今後一切萌え萌えはしませんと誓約し、
仲間のことを全部吐けば助からんこともナイゾ」
「こ、こんなことをして、日本は法治国家じゃないのか!?」
「ここはそんなものが通用する世界かな?
そもそもヲタクに人権があると思っているのか?
くく・・、人権など貴様のような無能な惰弱どもをのさばらせるだけだ」
「オ、オレは萌え萌えを捨てられないんだー!」
「さっさと楽になって社会復帰してしまえ」
「人の表現や思想まで規制する社会に復帰して何の意味がある!」

「強がっていられるのも今のうちだ」

「こやつらは青少年たちの道を誤らせる魔女としてさらし首とした」
「おまえの偶像はこのとおりだ」
「うおーマルチぃー(吉田栄作のように号泣)」
「所詮ニ次元の作り物になぜ涙など流す、んー」
「貴様らなどにわかってたまるか!」

「ほー、そんなに作り物の女が好きかね、
ではこれなど気に入ってもらえるんじゃないかな?」
「うぎゃあー、とげとげが、とげとげが(by唐沢なをき)」
「そうか血を流すほどうれしいか、
君が喜んでくれて私もうれしいよ。」

「君は我慢強いね、では特別にこれで彼女達の隣に並べてあげよう」
「リガミリシアの伯爵のようにギロチンの露と消えるが良い」
「き、貴様Vガンダムを知っているとは、
さては貴様は転びオタクだな、
仲間も心情も売って政府の犬に成り下がった・・・」
「んーなんのことかな、ふふふぅ」

絶体絶命のピンチを迎えたオレ、果たしてオレは
ヲタク文化を守りきれることができるのか?
さあ次週もこのチャンネルに「レッツ ヲタ イン!」

来週に続かない。

この物語は暗黒の未来を予見し、自由と人権の大事さを訴えたものである。



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