ワンフェス レポート
私がはじめ作ったガレージキットです。
最初は各パーツばらばらに作ってたのですが、
それではあまりに効率が悪いので一つにまとめてみました
シリコン型、かなり強引な抜きですが
若干気泡はありますが、
なんとか欠けもなく無事に10数個抜ききることが出来ました。
当日は父の車で送ってもらえることに。
興味のある弟(ゲーマー)も一緒に来る、ビッグサイトの近くにくると
恒例の「まさかこれ、みんなそうか?」という行列に出会う。
一般人にはかなり衝撃的光景なようだ。
今回は確かに行列がいつも以上に長い、妙に細長いものだから
パレットタウンまで達するまるでメッカへの巡礼や
安息の地を求める民族大移動のよう。
たしかにあそこには(ビッグサイト)御神体やら教本やら
それらを逃した人々の嘆きの壁が存在する。
展示品はこんな感じで。
おまけで作った犠牲者、こいつのほうが人気があって、
これが欲しいという人がかなりいたので量産しておけばよかった。
ディーラのほうはほとんど後輩に任せきりで
自分はふらふらと見て回る。今回は最大の参加ディーラーということで
東ホールを全部使っているのでいつもより、ゆったりと見ることが出来ました。
恒例の記念写真、私にも新しい彼女が出来ました。
彼女は白磁の肌のちょっとカタくて無口な人です。
EVAブームの後の柱となるものがない中、エロゲーキャラががんばっております。
ラブひなはあまりのあざとさにやや敬遠され気味、もともと造形物のような
同人誌以上に労力のいる作業はある程度思い入れがないと出来ないと思うのですが
ラブひなって「好きだけど俺がやらなくても他にも作る人が多いだろうし」と言いう感じで
「オレがやらなければ誰がやるんんだ」とか「たくさんある中でオレの作品がNo1だ」
というモチベーションを喚起させるものが少ないような気がします。(個人的感想)
後輩達は今回ゾイドのバーン&アーバインでコスプレデビューしました。
いかにもお祭りという感じで私もやってみたくなりました。
コスプレにはちょっと一言いわせてもらいたい
はじめに言いますが、これは造形イベントの趣旨から違うとかいう文句ではないです。
キャラクターモデルで散々言われてきていることだけど
2Dから3Dへのトランスレートってアニメの設定画は作画するためのデフォルメされたもの
なので立体にするときには、欠けている情報量を補わなければならないと思うのですよ。
模型だったら情報量を統一することで架空世界に実在のメカとしてではなく
アニメのキャラクターとして立体化するということも可能ですが
人間というデフォルメしようのない部分のあるコスプレは
情報量をもっと恣意的にコントロールしないと、いつまでたっても
違和感の抜けないものになってしまうと思うのです。
ジオン軍人をコスプレするなら実際の軍服も研究してみるとか、
軽い金属の重さを実感できるよろいを作ってみるとか。
まあ水着鎧みたいに我々の世界の実用理由(笑)のみで存在しているので、
その世界での合理的な存在理由なんて考えると、モビルスーツの考証の100倍は頭が痛くなりそうですが。
もちろんこれは私がこういうのも見てみたいというだけの
戯言なんですけど。