ZENIT-S

ゾルキーにミラーボックスを組み込んだような一眼レフで初代のものにシンクロ接点を組み込んだのがこのSタイプ。マウントはM39で標準レンズも名前こそインダスタール50になっているが、50mmF3.5からわかるようにゾルキーのものを一眼用に鏡筒のみ変えたようなもの。
特徴は何といってもコンパクトなこと、幅134mmにとても50mmレンズとは思えない(これぞ元祖パンケーキ?)小さなレンズはなんとも愛らしい。お散歩のお供に最適。
ただ、ミラーはクイックリターン式ではないので、外出時はシャッターを切ったら巻き上げておいた方がいいだろう。
このミラーを下げる時は糸で引き下げるようになっているのだが、こいつが切れはしないかと心配だが、それ以外は壊れるところもなさそうである。
フイルムは、バルナックタイプ同様に底蓋を外して装填するが慣れればなんということはない。
製 造 国
旧ソ連
形式・タイプ
レンズ交換式35mm一眼レフ
画面 サイズ
24×36mm
シャッター
布幕横走りフォーカルプレーン
B、1/25、50、100、250、500
シンクロ接点付き
ファインダー
一眼レフ
製造年度
1956ー61年
メーカー
KMZ