SOLIDA III



日本も戦後の占領下においていわゆるオキュパイドと称されるカメラが製造されたが、ドイツも然りでこのカメラも裏蓋に米国占領下のドイツ製とある。


この個体はシュナイダーのレンズを装着しているが、他に
Isco-Gotingen 1:2,9/75 mmを装着したモデルもある。ラジオナーは3枚玉のようだがコーティングも施されており、F2.9と明るいので写りは悪くない。距離計は非連動だがF11で約3mから無限まで合うのでスナップにも使える。また何といってもこの手のフォールディングカメラは軽いのが良い。なお、巻き上げは赤窓確認式だが多重露光防止機構があり巻き上げノブ脇に巻き上げを示す窓がある。
製 造 国
旧西ドイツ
形式・タイプ
フォールディングカメラ
画面 サイズ
6cm×6cm
レンズ シュナイダー・ラジオナー 80o F2.9
最短撮影距離3.5フィート、最小絞りF22
シャッター
B、 1、1/2, 5, 25, 50, 100, 250
PRONTER-S
ファインダー
2眼式 2重像合致距離計(非連動)付
製造年度
1950年前後
メーカー
FRANKA