SMENA


とかく模倣品の多い旧ソ連製カメラの中にあって珍しく?こいつはオリジナル設計のようです。しかも、なんと他のカメラとは逆にこいつは中国で模倣されて「華山」として生産されたほど。それで自信をつけたのか?この後2型〜8型、そして最近人気の8M、そしてスメ35と作り続けられていった。更に驚く事は、装着されているレンズのT22は6×6判のルビテルにも装着されてつい最近まで現役だったということ。まあそれだけ写りが良いってことなのでしょうか?
ご覧のように何の変哲もないシンプルなカメラで巻き戻し機構もないのですが、非常にコンパクトでどことなく愛着の湧くカメラです。ただ、ダブルマガジン式のフイルム装填の面倒さや
セルフコッキングになっていないシャッター、目測式など不便さは極まりない。だけど、LC−Aが人気のLOMOだが、原点であるスメナを味わってみるのもおつですよ。
製 造 国
旧ソ連
形式・タイプ
35ミリ簡易カメラ
画面 サイズ
24×36ミリ
シャッター
B、 1/10, 25, 50, 100, 200
ファインダー
逆ガリレイ式透視ファインダー
製造年度
1952−60年
メーカー
GOMZ