かつてのリコーのようなスプリング巻き上げのコンパクトカメラである。昨今ブームにまでなっているLC−Aなどよりも格段に造りは良い。それに何と言っても自動巻き上げで8コマ連続撮影が楽しめる点が良い。ロモグラフィーを気取るならば、こちらのほうがお洒落ってもんだ。露出は自動ではないが、お天気マークに合わせるだけでOKという撮りかたと完全マニュアルで絞りとシャッタースピードを合わせての二通りの撮影ができる。底部にはホットシューだって付いていてストロボ撮影もOK。シャッターボタンは一見すると良さそうなのだが、ストロークが5mmほどあるので指の太い人には枠が邪魔になる。
フイルムの巻き戻し時は、底部にあるスプロケット解除ノブを回して引き出してから行うが、巻き戻しレバーもしっかりしていてやり易い。底蓋の雰囲気は何となくローライ35に似ている。
一度こいつを持って渋谷辺りでLC−Aを持ち歩いてる人を撮ってやろうかと思っている(^^)。 |
製 造 国 |
旧ソ連 |
形式・タイプ |
スプリング式自動巻上げ式
35mmコンパクトカメラ |
画面 サイズ |
24mm×36mm |
シャッター |
B、 1/15, 30, 60, 125, 250 |
レンズ |
INDUSTAR-73 40mm F2.8
絞り F2.8, 4, 5.6, 8, 11, 16, 22 |
ファインダー |
ブライトフレーム付パララクス自動補正?
距離指標内臓・目測式 |
製造年度 |
1975〜80年代初頭 |
メーカー |
LOMO |
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