今でも現役で作り続けられている2眼レフである。でも、けっしてこれが中国の主流ではない。日本など懐古趣味で購入する客のいる国に輸出するために製造されているのである。今では、日本メーカーの最新式一眼レフやコンパクトカメラを製造する中国であるが、一方でこのような製品も送りだしているという点が実に興味深い。英語表記の製品もあるが、中国製なのだから漢字の銘板が光るってもんだ。性能の方は、フォーマットが大きいのでそれなりに写りは良いが、懐古趣味の方が強いか? シャッターが壊れている製品を良く目にするので、購入時はその点をチェックすることを勧める。でも、例え壊れていても飾りとしても存在感は十分ある。逆に壊れたものを買って、修理に挑戦したり、単なる飾りとして楽しむのも悪くはないだろう。 撮影レンズは、HAIOU SA-85 75mm F3.5 |
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