JUPITR-8-1


良く知れたコンタックス・ゾナーのコピーである。もともとコンタックスRFマウントのものであるが、ゾルキー3あたりから付属レンズとして見られるようになるので、50年頃からLマウントも造られるようになったのではないか? 手持ちのものは1990年製でありKMZのマークも最近のものになっている。レンズ名称の最後に1(数字の1?)とあるのは一説によると国家(内務省)向けとか伝えられていますが、指標の色が違うくらいで他のものとの仕様の違いはなく、情報の真贋は定かではありません。
写りに関しては日本の某S社がOEM供給してると言われるドイツの某L社の50ミリレンズと遜色の無い写りをして、開放からでも安心して使える。造りも結構良くて、ブランド名に拘らないのなら、L社の50ミリよりもこちらの方が賢い選択と言えるだろう。アルミ鏡筒で軽いので、上のようにCLなどと組み合わせると実にバランスが良い。

製 造 国
旧ソ連
マウント ライカLマウント
焦点距離・開放F値
50mm ・ F2.0
レンズ構成 3群6枚(ゾナータイプ)
最小絞・最短撮影距離 F22 ・ 1m
製造年度
1950年代〜
メーカー
KMZ