INDUSTAR-22



ゾルキーに付属の標準レンズである。年代的にはこの前にFEDのレンズがあるが、こちらの方は戦前のFEDと違い、ライカマウントの他のカメラに装着しても距離形は連動する。一見するとライカの銘玉エルマーのコピーのようだが、中身はテッサーのコピーであり、当然のことながら描写もテッサータイプの描写をする。好みは別れるが、エルマーと甲乙つけがたい素晴らしいレンズでありロシアの銘玉と言っても良いのではないか。このレンズはやはりゾルキーに付けてこそ似合うのだが、1/1000秒のシャッターが欲しいとか、ロシアカメラは嫌だという方は、ライカやキャノンのボディー(そのうち4sbを手に入れて着けたいと思ってるが)に装着して使用するのも粋かも知れない。

製 造 国
旧ソ連
マウント ライカーL(M39)
焦点距離・開放F値
50mm ・ F3.5
レンズ構成 3群・4枚(テッサータイプ)
最小絞・最短撮影距離 F16 ・ 1m
製造年度
1950年頃〜1960年頃
メーカー
KMZ