INDUSTAR-50 (沈胴)



実にややこしいのだが同名のレンズで全く姿の異なるものが大きく分けると3つ有る。ここに紹介する珍胴タイプ(インダスター22とほぼ同型)、固定鏡筒のLマウント、そしてM39もしくはM42マウントの一眼レフ用だ。インダスター22の時代から基本的に変わっていないレンズ構成でこれほどまでに多様に&長期に渡って造られたということは、いかに基本設計が良かったかを物語るものであろう。また、メーカー別、タイプ別の描写の違いなども味わってみるのも楽しい。メーカーとしてはKMZがメインだが、手元の物はリトカリノ製でよく見ると先端のツバ?の部分の仕上げ、直径などが異なっており、レンズ自体にもコーティング施されている。
製 造 国
旧ソ連
マウント ライカ・スクリュウ
焦点距離・開放F値
50mm ・ F3.5
レンズ構成 3群 ・ 4枚(テッサータイプ)
最小絞・最短撮影距離 F16 ・ 1.2m
製造年度
上のものは1958年製
メーカー
リトカリノ