FLEKTOGON 50mm F4


35ミリに換算すると凡そ28ミリの画角に相当する50ミリの焦点距離は中判カメラの広角としては定番だが、35における28との大きな違いは被写界深度である。だから近接撮影距離が長い中判レンズの中にあって50cmまで寄って撮れるこのレンズは風景以外でも重宝する。
このレンズも他のペンタコンマウント同様に中古市場に溢れてきている?のか超お買得価格で見かける事が多くなったので、中判をお使いなら1本持っていても損はないと思う。ただペンタコンシックスのファインダーは視野率が低いので、まともなフレーミングが出来ない。使うのであればキエフ60かセミ判になるけど、マミヤ645にアダプターを介して使うと良い。
世の中にはハッセル信奉者が多いが、同じツアイスの血統を汲むレンズが3万円ほどで入手可能なのだから、どうせ、描写の違いなどわからんだろうから僕なら迷わずこっちを選ぶ(^^)がね。
製 造 国
旧東ドイツ
マウント ペンタコンシックス(スピゴット)
焦点距離・開放F値
50mm ・ F4
レンズ構成 4群 ・ 7枚
最小絞・最短撮影距離 F22 ・ 0.5m
製造年度
現行品はマルチコート
メーカー
CARL ZEISS JENA