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ユニバーシティーがアルテックの1部門になり、LTV LINGの下にあった時代ということで70年代初頭のものだと思う。サブコーンを設けてメカニカル2ウェイとして高域を稼いでいる。このサブコーンがないとアルテックの有名なパンケーキの異名を持つ755シリーズによく似ている。だが、こいつはマスタングの名のとおりセンターキャップに跳ね駒が描かれており見るからに元気のよさそうな音がでてきそうである。エッジはフィックスタイプでビスコロイドが塗布されている。 |
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フレームは肉厚の頑丈なアルミダイキャストでできており私が所有する20cmユニットのなかでも重量級にはいる。ボイスコイルの裏側には空気抜きの穴が設けてありフエルトで覆ってあり凝った作りとなっている。ターミナルもネジ止めになっており全体的に作りにお金がかかってる。前述の馬のイラストといいフレームのデザインといいかっこよさに惹かれて購入してしまったユニットだ。
なお、ほぼ同じデザインで30cm版も一度見かけたことがある。 |
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堅牢なつくりのフレームは象が踏んでも潰れそうにないほどだ。その割には耐入力は30ワットと控えめで、これほどまで強固なフレームは必要ないのではとも思う。 |
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A DIVISION OF LTV LING ALTEC, INC. の文字がアルテックの一員であることを物語っている。 |
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