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製 造 国
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日 本 |
形式・タイプ
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16mm 小型カメラ |
画面 サイズ
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10x14mm 専用マガジン使用 |
レンズ |
MAMIYAI SEKOR 25mm F2.8 3群3枚
最短撮影距離0.3m、最小絞りF16 |
シャッター
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B、 1/2, 5, 10, 25, 50, 100, 200
X接点付き |
ファインダー
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アルバダ式ブライトフレーム内蔵等倍透視式 |
製造年度
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1959年 |
メーカー
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Mamiya |
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マミヤの16ミリカメラも後にEE自動露出となるが、このオートマチックが一番メカニカルで見ているだけで楽しくなる(いかんせんフイルムが入手できないので眺めるしかないのだが)。先ず手にして驚くのは重量でナント273gもありずしりとした感触が手に伝わる。レンズもこの機種からセコールの名が与えられ開放値もF2.8と立派なものになる。距離計こそないが、ポップアップ式のファインダーにはパララクス補正指標の付いたブライトフレームが浮かび上がる。露出は絞りと連動した追針式のセレンが内蔵されASA感度設定も10〜1600と幅広く対応している。シャッターはセルフコッキングでレンズカバーを閉じた時はロックが働く。また、レンズカバーの内側にフィルター枠があり必要に応じてスライドさせて使用でき、もちろん交換も可能である。Y2が標準で装備されている。細かなところでは、三脚ネジ穴がボディー脇(通常はストラップ取り付けに使用)と下部の2カ所あり縦横いづれの撮影にも対応している。ボディー脇の裏蓋開閉ボタンには立派なロックボタンも装備され実に親切で丁寧な設計である。ただ唯一の欠点は、フイルムカウンターが自動復元でないことだ。もっとも、この手のカメラではミノックス等も同じ事でやむを得ないのかも知れぬ。さて肝心の写りだがフイルム室を覗くと小さなスプリングの付いた圧板があり平面性を保つ努力が成されているがトリプレットタイプのセコールがどんな像を結んだのかは残念ながら僕には分からない。どなたか不要なマガジンをお持ちでしたら分けていただけないだろうか?ぜひ一度試し撮りをしてみたいものだ。 |
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