見ての通り、ミノルタ16のコピーである。だが、キエフのシャッターにはバルブは付いていない。合理的に考えてみれば三脚に付けられないののだからバルブは不要である。所有する30Mにはシンクロ接点がないが、シンクロ付きの30というモデルもありその位置までミノルタと同じである。フイルムは、ミノルタ同様のカートリッジを使用するが、キエフの方が微妙にサイズが大きいので、キエフ用のものはミノルタには使用できない。レンズはいずれもインダステュールM、23mm
F3.5で非常に解像度が高いので驚いた。またミノルタにはない焦点調節があり最短撮影距離は0.5mとなっている。303型はプラスチックの外装だが中身はダイカスト一方の30Mは外装もダイカストになっており、いずれも見た目よりはずっしりとして存在感は十分にある。
今ではミノルタ16用のフイルムが供給されなくなってしまったのが残念だが、手持ちがあればキエフに入れて使用することは可能。今では可愛い文鎮代わりになっている。 |
製 造 国 |
旧ソ連 |
形式・タイプ |
16mmフイルム使用小型カメラ |
画面 サイズ |
13×17mm |
シャッター |
ギロチン式、 30型は、1/30,60,25
303型は、1/30,60,125,250 |
ファインダー |
透し式 |
製造年度 |
30が1974〜83年、303は、'90〜 |
メーカー |
ARSENAL |
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