<補足説明> byナルオ
ディスクシステム、というか、プーマのハイテクランニングで使用しているラストは、
どうやら多くの日本人の足型には合わないようです。これは、バイトながら2年ほど
靴を売っていて思ったことです。型が合う人は絶賛しますが、段広、甲高の人はどう
しても「痛い」「邪魔だ」といいます。その割合が、けっこう大きいのです。私も合
わない方でしたが、なんというか、ディスクの部分のフィットだけが妙に良く、かか
とやつま先のフィットが不安、というような感触を受けました。0.5小さ目も履いて
みましたが、つま先に多少余裕がないと嫌な私は、結局ディスクエボリューションも
ネメシスもフォームもXTGもあきらめました。ブレイズは試したこと無いです。な
ぜかというと、サイズがないから。 ディスクフォーカスとかの時期のシステムは、
はっきり言って論外ですね。ディスクが壊れやすい(店頭に飾ってあるのは、子供に
遊ばれてすぐにユルユルになった)のと、重いのと、屈曲性を犠牲にしてしまってい
ます。今見るとそんなところがカッコイイのですが。
トライノミックはかなりいいです。現在でも低価格モデルには使用されていますが、
エアほど跳ねすぎず、程よい柔らかさです。そうゆう意味で96年頃のディスクウォー
ク(灰スエード×銀)などは、デザインのシンプルさもあってかなり好きです。実は
探しています。29センチなんて残ってないでしょうけど。ただ、リーボックのヘクサ
ライトとネタがかぶっているので、どちらもいまいちインパクト無い感じです。セル
も最近は柔らかくなってきたような気がします。ただ重いのと、黄色いのがのぞくデ
ザイン的にはちょっと…?
デザインの面では、色使いのきれいさはそのまま受け継いでます。最近のナイキのよ
うにごちゃごちゃしたマークなどを使わず、キレイで大胆なカラーリングをしますし。
ですからBTI別注のセルネメシスなどはリーベルマンらしい企画だと思います(あく
までプーマらしい、ではない)。
結局、どうしてこうゆうのをレギュラーカラーで出せないのかな?と。
ディスクが開発された当時はソール、クッション分野での競争がナイキの一人勝ちに
終り各社ともアッパーのフィット、軽量化をどうするか、という面へ目を向けはじめ
た時代でした。古くはエアレボリューション、ザ・ポンプから始まり、リーボックの
ポンプフューリー、ナイキのハラチ、プーマのディスク、となったのですが、結局の
ところどれも【くつひもを必要としない】ギミックを目指していたことがわかります
ね。「シューズの進化」としてインパクト付けるには、それしか方法が無いからでし
ょう。ナイキの偉いところはあっさりとその限界を認めて、ひもを付けたところです。
ハラチのみの靴って、結局なかったですよね?リバデルチにしても、AJ7にしても、
アンリミテッドにしても、靴ひもやそのほかのギミックでホールド性を十分確保しま
した。80年代にナイキはソックレーサーやエアカレントなどで成功せず、その教訓を
生かしたのだと思います。あ、唯一エアカーニバル(ハラチじゃないかな?)が、あ、
あれもベルクロがありましたね。
で、他のメーカーは無理矢理ひもなし路線を押していったのに、ナイキはあっさりハ
ラチも止めちゃった。賛否両論ありますが、フィットラップやクイックシューレース
とか、いろんなギミックをその後も提案していった。そんなところがすごいと思うん
です。YRNさんも前回におっしゃってましたが、デザイン力では、やはりナイキが一つ
抜きんでている感じは否めないですよね。なんというか、製品化していない(もしくは
出来ない)デザインやアイデアのストックがたくさんありそうな感じがします。
REEBOKやPUMAは、まずポンプありきディスクありきで、「これを使ってデザインしな
さい」って言われているような気がするんです。
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