「いま、会いにゆきます」。(2004/12/5)
1ヵ月ほど前に映画を見て、今日4時間で本を読んだ。
みおのような選択、自分がその立場ならできるだろうかと
考えさせられる。そこまでの決断をさせるほど、人をいとおしく思い、
濃密な人生を送ることができればどんなに素敵だろう、と思う。
果して私には、誰にも増していとおしく思えるような存在が
できるのだろうか、なんて考える。それにしても子供というのは、
愛だ恋だという次元を越えて、すべてを捧げてもいいと思わせる存在
なのだなぁと改めて思った。「ぼくのせいでママは...」と言う
佑司に対して、「違う、佑司に出会うために...」とみおが諭す
シーンで、鼻水ズルズルに。本を読んでみて改めて振り返ってみても、
配役、脚色共に、映画もよくできていたなぁと感じた。
2004ドラゴンズ総括。(2004/11/16)
日本シリーズは残念だったけど、本当にエキサイティングで素晴らしい
シーズンだった。落合采配の妙は「やる気を引き出す」、これに尽きる。
来年も楽しみ。以下は今年印象に残ったプレーや出来事。
- 現有戦力10%底上げ宣言
- 1,2軍合同春季キャンプ
- 開幕戦川崎先発
- 岩瀬、骨折で開幕出遅れ
- 荒木、打撃開眼
- あらいば(荒木井端)世界最強の二遊間へ
- 立浪、2ヵ月連続月間MVP
- 英智、レーザービーム
- 谷繁離脱中、柳沢活躍、涙のお立ち台「巨人を出された男」
- 川相、2度のサヨナラヒット
- オリンピック期間中
- 岩瀬に代わり、平井がクローザとして活躍
- 福留に代わり、アレックスが4番として活躍
- 高橋光信、右投手に対する井上への代打に起用され、四球押し出しを選ぶ
- 福留、9月死球を受け骨折、シーズン絶望
- 岡本、セットアッパーとしてシーズン2点台の防御率
- 山井、ジャンケンに勝って先発し勝利
- 落合英、当日先発告げられ5回を投げきり勝利
- セリーグシーズン最少失策記録更新
- 今シーズン12球団最少のホームラン111本
- セリーグ優勝!!! そして西武との日本シリーズへ!!!
- 第1戦、誤審中断、打線ガチガチ、英智フライぽろり
- 第2戦、井上ダイビングキャッチ、立浪奇跡の同点3ラン、松坂をボコボコに
- 第3戦、谷繁満塁弾を放つも、カブレラに満塁弾を返される
- 第4戦、山井スライダーで西武打線翻弄
- 第5戦、川上、フェルナンデス、カブレラを手玉に
- 第6,7戦、井端バッティングでブレーキ
- 第7戦、エラーが続き取り返しがつかなくなり、西武日本一
- シリーズ全体
- 山本昌またしてもシリーズで勝てず
- リナレス大舞台で勝負強さを発揮
- 石井貴に2敗を喫する
- 監督同士の微妙な舌戦
- 川上、タイトルや賞を総なめ
- 最多勝
- 沢村賞
- セリーグMVP
- ベストナイン
- ゴールデングラブ賞
- JCB MEP賞
- ゴールデングラブ賞ドラゴンズから6人、セリーグ初
- 松坂結婚、花を添える結果に
職場で昼休みに(2004/11/4)
思わず泣いてしまった。しばらく涙を流していなかったせいで
涙腺がゆるかったこともあるが。なぜ泣いたかというと、何気なく
Yahooの記事を読んで、である。なんかとても悲しかったのだ。
山古志村の山越建設という会社が、重機を失い仕事も見込めないため、
実質倒産というニュース。
保険に入っていなかった重機を地震で失ってしまったことは
ある意味自業自得なのだが、それにしても、である。被災地だからこそ
道路やがけ崩れの復旧が急がれるわけで、彼らは、重機さえあれば
「自らの手による復興」を実現できるのだ。国は、物資や人を
ただ「ほどこす」のではなく、彼らにしばらくの間、格安もしくは
無償で重機を貸してあげ、復旧工事を発注するといったことが
できないのだろうか。被災者のすべてが、おかみからの一方的な
「ほどこし」を受け続けていればそれでいい、とは思っていないはず。
「ほどこし」一辺倒ではなく「自ら再起する」手助けをしてほしいものだ。
採算性のない高速道路を建設するくらいなら、意味のあることに
金を使おうよ。なんかとても悲しかった。
Taikou Yamada (t-yamada@ceres.dti.ne.jp)