「いま、会いにゆきます」。(2004/12/5)

1ヵ月ほど前に映画を見て、今日4時間で本を読んだ。 みおのような選択、自分がその立場ならできるだろうかと 考えさせられる。そこまでの決断をさせるほど、人をいとおしく思い、 濃密な人生を送ることができればどんなに素敵だろう、と思う。 果して私には、誰にも増していとおしく思えるような存在が できるのだろうか、なんて考える。それにしても子供というのは、 愛だ恋だという次元を越えて、すべてを捧げてもいいと思わせる存在 なのだなぁと改めて思った。「ぼくのせいでママは...」と言う 佑司に対して、「違う、佑司に出会うために...」とみおが諭す シーンで、鼻水ズルズルに。本を読んでみて改めて振り返ってみても、 配役、脚色共に、映画もよくできていたなぁと感じた。

2004ドラゴンズ総括。(2004/11/16)

日本シリーズは残念だったけど、本当にエキサイティングで素晴らしい シーズンだった。落合采配の妙は「やる気を引き出す」、これに尽きる。 来年も楽しみ。以下は今年印象に残ったプレーや出来事。

職場で昼休みに(2004/11/4)

思わず泣いてしまった。しばらく涙を流していなかったせいで 涙腺がゆるかったこともあるが。なぜ泣いたかというと、何気なく Yahooの記事を読んで、である。なんかとても悲しかったのだ。 山古志村の山越建設という会社が、重機を失い仕事も見込めないため、 実質倒産というニュース。 保険に入っていなかった重機を地震で失ってしまったことは ある意味自業自得なのだが、それにしても、である。被災地だからこそ 道路やがけ崩れの復旧が急がれるわけで、彼らは、重機さえあれば 「自らの手による復興」を実現できるのだ。国は、物資や人を ただ「ほどこす」のではなく、彼らにしばらくの間、格安もしくは 無償で重機を貸してあげ、復旧工事を発注するといったことが できないのだろうか。被災者のすべてが、おかみからの一方的な 「ほどこし」を受け続けていればそれでいい、とは思っていないはず。 「ほどこし」一辺倒ではなく「自ら再起する」手助けをしてほしいものだ。 採算性のない高速道路を建設するくらいなら、意味のあることに 金を使おうよ。なんかとても悲しかった。
Taikou Yamada (t-yamada@ceres.dti.ne.jp)