「僕達はこれからもTCP/IPでつながってます」(2001/10/25)
壮行会でのS井さんの言葉。名古屋に2年ほど常駐していただいてたS井さんが、
名古屋を離れることに。地元札幌の有志でISPを運営していただけのことはあり、
セキュリティに精通していた。日々BugTraqをチェックし
すばやくチームメンバーにアラートをあげてくれていた。
外からこの会社に入ってきたK山さんや私は、彼に共感し
危機感をもっていたが、他の名古屋生え抜きさん達の意識は、
結局なかなか変わらなかった。S井さんには歯がゆさが残った
ことだろう。もっとフォローしてあげればよかった。S井さんって、
結構ドライな人かと思っていたら、最後には泣いちゃった。
自分もこれまで、会社を変わったり異動したときに盛大に
送り出してもらったのだが、涙は流れなかった。映画やNHKのProjectXでは
泣けるのに、いざ現実世界となると人間味に欠けるのかな。
私の場合、節目が1年ちょっとの周期で訪れているとはいえ、
やはり、自分のやってきたことに後ろめたさがあったり、
逃げの気持ちがあったりするのかも。S井さん、またどこかで
(ネット上で!?)お会いしましょう。
ServicePackやVirusBusterでは対処できません。(笑)(2001/10/16)
マイクロソフト関連企業に"リアル"なウィルスメール
(炭疽菌入り郵便物)が送りつけられた件に関して、ネットに
上がったネタ。久々のヒットだ。犯人がここまで狙って
実行したのなら、それはそれでCoolだと思う。
テロ撲滅を目的とした武力行使(2001/9/30)
を、アメリカが中心になって考えてるみたい。
力でコテンパンに叩けば、一時的には抑えることが
できるだろうけどさ。でも、根本的な解決ではないやね。
なぜテロを起こされるのか、なぜアメリカが標的になるのか、
というあたりを解消しなきゃまた繰り返される。
アメリカ自身が、イスラム社会に対する接しかたを
考えなおさなきゃいけないのでは? 干渉しすぎとちゃうの?
決して、暴力に訴えることを見逃していいとか、
対岸の火事のように関わりを避けていてかまわないとか、
そういうことぢゃなくてね。問題を解決するときは、
その根本原因を見極めて取り除かなければってことで。
システム障害に対応するときも同じだなと思う今日この頃。
Taikou Yamada (t-yamada@ceres.dti.ne.jp)