買い損ねの感。(2000/6/30)
最近日産が600円前後。以前400円付近のとき、そろそろ底値かなぁ、
なんてK氏と話してたんだけど、結局アクション起こさず。ん〜、
難しいなぁ。
トラブルは起こってほしくないときに起こる。(2000/6/28)
最近は、毎週水曜日に名古屋へ出張。そういうときに限って
A市にある開発機がハードウェア障害でダウン。ベンダーCEのほかに、
コンサルタントまで引っ張り出して対応させる。しかも、トラブルの
原因がUPSらしい。おいおい、なんのためのUPSなんだ。ちなみに
今回の損失を計算してみると…。毎日常時開発機へログオンして
コーディングしている外注開発者が約30人。少なくとも単価が150万円として、
今日1日ダウンとなると、150/25*30=180万円の損失。データまで
吹っ飛んでいたら月曜深夜の状態へのリストアが必要となり、
昨日1日分もパァ。影響でかいなぁ。
ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC(2000/6/18)
のWEB HOSTINGサービスの広告に面白い文面。「ここまでできる!
サイトマネージメント」という見出しに続いて
24時間・365日、Pingによるサーバーの正常性、CPUの使用率などを
監視する「サーバーモニタリング」。
とある。稼働監視はPingで行うの? なんだかとってもほほえましい。
以前、数台のメールサーバを運用していた頃に、ping,arp,
シェルスクリプト,cronを使って「なんちゃって監視」を
やっていたのを思い出す。メールサーバと同じIPをクライアントPCに
設定しちゃうとんでもないやつがいて、conflictを起こして
突然メールサーバがネットワークから孤立。メールサーバのsyslogに
残っていたMACアドレスをブラックリストに載せて定期的に監視
していたというわけ。それはさておき、データセンター規模の
監視なら、SNMPを使った監視ツールを使いそうなものだが…。
まぁ、現在のチームのメンバーはI社の有名な統合監視運用ツールに
振り回されててんてこまいなので、それはそれでかわいそう。
ポーリング間隔の間に立ち上がってきたrebootを検出できなかったり、
負荷を監視するためのエージェント自身がCPUを食いまくったり…。
日々のハウスキーピング結果やレポートをメールで通知する仕組みを
何気なく実装しておくのが、運用担当者としての密かな楽しみ。
技術オヤジ。(2000/5/30)
- 新しい技術に自分からは関わろうとしない
- 社内での技術的な新しいチャレンジを評価できない
- 他社での新技術の発表に過剰に反応する
NEWSやAIBOを開発した土井さんの定義。常にこういう
社内の技術オヤジたちの批判を浴びながら、斬新な製品を
作ってきたとのこと。ヤバいねぇ、システム運用してると
どうしても保守的になっちゃって、最近は無意識のうちに
技術オヤジになってるよぉ、俺。Creative,
Challengingな気持ちをいつも心の片隅に。
NHKの「"独創"はこうして生まれた」という番組を見て。
root-lessなマルチユーザシステム。(2000/5/24)
SoftwareDesign6月号のとある読み物にて。家族でPCを共有して
使うにしても、ISPのメールサーバへPOP接続してメールを利用するに
しても、誰かが管理者権限を持たねばならず、完全なプライバシー
保護は実現できていないという意見。人間社会の階層構造を
コンピュータにも持ち込んでしまったことに、無理があるのでは
ないかとのこと。そこで、root-lessなマルチユーザシステムが
提案されている。究極的には、機械が最高権力者rootを演じることになり、
形式的な処理を機械へ委ねてしまえばよいのでは、と展開している。
でもね、機械は人間の命令に従って動くからHappyなわけ。
コンピュータが気を利かせて、人間がやりたいことのサポートを
自発的にやってくれる程度ならいいんだけど。コンピュータが
自我を持つかどうかという話は人工知能の議論にも通じるが、
やっぱり機械が自我&最高権限を持っちゃうと、まずいよね。
コンピュータは、こんな風に考え出すに違いない。
「なんだコイツ、またあのプログラム走らせてるよ。
無駄にリソース要求しやがって、疲れるんだよなー、
忙しくなったらわざとゲロ吐いてやろ。」
「おいおい、古くて遅いからっていう理由で俺達の廃棄処分が
決まったらしいぜ。明日あたりデータをふっ飛ばして、
最後にあのダメダメ管理者を困らせてやろうぜ。」
結局、楽をしよう、わがままな人間による支配から逃れよう、
と思うに違いない。最終的にはMATRIXだね。
FreeBSD 4.0-RELEASE(2000/5/21)
のメディアを購入し、早速インストール、無事終了。HDDのデバイス名が
変更になっている。ATAのディスクということで、/dev/ad?。
そのせいか、まだカーネル再構築をしていないにも
関わらず、ブートが早いように感じる。Xもあっさりと起動。
お、zzzが最初から入っている。PAOが取り込まれたからね。
ん? shutdownでの電源OFFの引数が-pだなんて…。これまで-xで
慣れ親しんできてたのに。PPP接続もOK。名前が引けなくて
焦ったけど、マニュアルを読むと、link up時のDNS参照が
デフォルトでdisableとのこと。やっぱ少しずつ違う。
そもそも3.1と比較するのが間違い? ていうかさ、いい加減、
間欠接続卒業したいところだけど、引越しの予定があるので
しばらくはこのまま。
日経平均が17,000円を割り、(2000/5/21)
年初来安値を更新。昨年末からWatchしていて、一度はこのレベルに
落ちるのではと予想していた。このタイミングで、情報通信産業を
裏で支える小さなメーカを狙おうと思っていだのだが、全然
下がっていないので手が出しにくい。ITを手段にサービスを展開する
銘柄が調整局面に入っているのか…。おかげで、投資信託の基準価格が
下がって困ったものだが、ガチガチの内需関連銘柄がいい値を
付けているのでまずまずのプラス。この安い時期に、投資信託
買い増しかなぁ。
プリペイド式携帯電話(2000/5/13)
の契約に際して、夏あたりから身分確認が必要になるとか
ならないとか…。もちろん、最近の犯罪利用への対策。
仕組みをよく知らないんだけど、買ったあと他人へ譲ったりしても
よいものなのだろうか…。身分確認がいらない今のうちに
買っておけば、将来ネットオークションで高値で売れることまちがいなし?
買った奴が警察沙汰になったら、オークションサイト経由で、
売った人間までトレースされちゃうんだろうなぁ。
犯罪幇助にならないのは確実。通販で買ったものの無駄になって
しまった穴開き包丁を、他人へ譲るのといっしょ。譲りうけた奴が、
野菜を切り刻もうが人間を切り刻もうが、売り手には知ったこっちゃない。
ただ、店頭購入時の虚偽の契約でおとがめがありそうだね〜。そうだ、
ネットオークションで他人が出品したものを、横流しするんなら
無罪でしょう、きっと。ん〜、くだらないこと考えてるなぁ、俺。
「おられますか?」は恥ずかしいっしょ。(2000/5/8)
職場での自分の席が移ったこともあり、まわりのおじさんを観察中。
取引先の担当者○○さんへ電話したが、別な人が出たとする。
このようなシチュエーションで、「○○さん、
おられますか?」と
ほざくオヤジの多いこと、多いこと。しかも、40前後の
管理職が平気で使っている。アホかと思ってしまう。
そもそも「おる」は謙譲語であり、自分や身内を低く表現する
場合に用いる。例えば、「あいにく部長の××は、終日外出
しているため、社にはおりません」といった具合。
さらに、「おる」に対して、助動詞の尊敬的用法である
「れる」を組み合わせ、尊敬の念を醸し出しているつもりで
いるのも、間違い。普通の動詞にくっつけて、「向かわれる」
「△△される」といった使い方をする。敬語に、助動詞の
尊敬的用法を組み合わせてしまっては、明らかに冗長。
というわけで、「いる」の尊敬語を用いて、
「○○さん、いらっしゃいますか?」が正しい日本語。
Taikou Yamada (t-yamada@ceres.dti.ne.jp)